いつまた大きな震災が起きるかわかりません。愛犬の健康管理のためというのはもちろんなのですが、そのような震災が起こったとき後方支援だけではなく直接的な支援をするうえでこの資格が活かせればと思い、資格を取得することにしました。

(投稿者:菊池 俊輔さん 平成26年5月14日合格)

愛犬のメルちゃん 女の子4歳

愛犬のメルちゃん
女の子4歳

「私は福島で東日本大震災と原発事故を経験しました。原発事故では私の住んでいるところは避難区域外でしたが、広い範囲で避難区域となり、その避難区域内には瓦礫が散乱する中、多くの動物が取り残されていることを知りました。避難生活のため飼育をすることを放棄されてしまったペットも数多くいました。私が現在飼っている犬もそのうちの一匹で、動物保護団体を通して里親になり家族に迎え入れました。震災では道路が陥没などで変形し、建物が倒壊したところもあり、家の塀は地震対策をされているところがほとんどなかったため至る所で倒れ、ガラスなどは割れて散乱しているといったような光景が広がっていました。震災当時は動物のために何かしたいと思いながらも、とりわけ知識があるわけでもなかったため(特に応急処置の仕方など)、被災犬の里親になり、また保護団体に支援物資を送るなどで後方的な支援を行いました。この愛玩動物救命士の資格を取ろうと思ったきっかけは首都直下地震、南海トラフ地震など、いつまた大きな震災が起きるかわかりません。愛犬の健康管理のためというのはもちろんなのですが、そのような震災が起こったとき後方支援だけではなく直接的な支援をするうえでこの資格が活かせればと思い、資格を取得することにしました。」
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