獣医師からの健康注意点

蚊の活動が活発になるのは、気温25度前後だといわれています。
虫除けスプレーや蚊取り線香は夏のイメージがありますが、実際には、蚊の活動はこれから秋が本番といえますね。蚊を見かけなくなったと思っても、フィラリアの薬は出来れば11月頃まで続けて下さい。蚊が居なくなった時期のプラス2か月、プラス2回分、愛犬にお薬を与えることが重要なことを覚えておいてください。今は、内服しやすいお肉タイプのお薬(チュアブル)も発売されています。おやつ感覚で投与でき、ワンちゃんも大喜びです。私の実家で飼育している犬は、12か月=12回の年間投与をしています。こうすればとても安全です。毎月1日、月初めに私が与えるのですが、引き出しを開ける音、パッケージを開く音に反応して、一目散に駆け寄ってきて、よだれを垂らしています。「予防薬」と考えると、10月初旬に飛んでいた蚊は9月末の予防薬で対処できていると錯覚しますが、あくまで、「駆虫薬」なので、確実に10月末や、11月も服用しないと完全ではないと考えないといけないのです。
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獣医師の健康注意点