「気象病」という病気をご存知ですか?
気象病とは、近年認知されつつある病名で、気象の変化に敏感に反応する症状と考えられる病気です。

雨が降る前に頭痛が起こる、雨の日は必ず下痢をする、といった場合は、気圧の高低差が影響していると言われています。
その他にも、めまい症、うつ病、腰痛、肩こり、神経痛、関節炎、リウマチ、じんましんが悪化する事もあります。
自律神経系のバランスが乱れ、それがストレス刺激となってさまざまな疾患を引き起こすのでしょう。

予防法は、簡単なようで難しい「十分な睡眠」や「正しい食生活」です。
毎日は無理でも、起床・就寝時間を一定にする、なるべく決まった時間に3食たべる、シャワーだけでなく湯につかる、など日常の規則正しい生活を地道に続けて「適応力」をつけ、気象病になりづらい体質にしていく事が大事です。

犬や猫は、自然の力を人間以上に過敏に感じます。
特に今から夏にかけては、気温がぐんぐん上がり、また梅雨特有の湿度の高さや気圧の変化に、とてもストレスを感じている事でしょう。

人間も動物も、毎日食べる食事で体や細胞が作られています。
ペットの食欲が無い時は、ドライフードを一粒ずつ砕いてからあげたり、湯でふやかしたり、食べやすい工夫をしましょう。

雷や大雨の音を嫌がるペットは、手の平で優しく撫でてあげるだけでも安心を与えます。

豊かな四季に恵まれた日本、時には自然現象が猛威をふるいますが、暑さ寒さが厳しい季節にも「適応力」をつけて上手に体調管理をしていきたいですね。

 

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