先日、「犬を飼っている飼い主の中には、犬のことを知らないで飼っている人もいる」という獣医師の記事を見かけました。
確かに、知り合いの獣医師やトレーナーからも似たような話をよく聞きますし、私自身も感じることの多い話です。
「犬について知っている」と、自信を持って答えられるか、犬猫飼養アドバイザーと確認してみましょう。

犬とはどういう生き物なのか

犬について知っていますか?と聞いて、どれだけの飼い主が正しい情報を言うことができるでしょうか。

ここでいう「犬」とは、プードルやマルチーズといった犬種ではなく、犬という動物についてです。
この記事を目にして、この問にどれだけ答えられるか試してみてください。

例えば、
●犬とは「群生」の動物であること
●「縦社会」を形成する動物であること
●「音」や「ボディランゲージ」で群れの仲間とコミュニケーションを図ること
●「獲物を追いかけて狩りをする」動物であること
●「身を守るために相手を攻撃する」動物であること
といった行動学的な基礎知識から、
■「メスとオスの違い」
■「毛皮」に覆われていること
■「聴覚」や「嗅覚」が優れていること
など、外見や機能的な特徴といった知識は持ち得ているかもしれません。

しかしその知識が、自分が飼っている犬に対して当てはめられているでしょうか。

室温が保たれている中で、可愛いといって洋服を着せたままにし、暑そうに開口呼吸をしている犬を見ても、飼い主はその異常性に気がつかないことがあります。
この場合、犬を擬人化しすぎて洋服を着せる行為を当然と思い、犬からの「暑いよ~」というサインを見逃していることになります。
また、基礎体温も犬の方が高いため、室温、日当たり、外気温などを考慮しながら、洋服の着脱を適切に行うようにしてください。

他にも、出血があります!と慌てて駆け込んできた犬を診察すると、初めてのヒート(発情期)による出血だった、という話もよく耳にします。
これは、犬の生態を理解していれば慌てずに対応できた問題です。

また、うちの子は「絶対に咬まない」「絶対に逃げていかない」という飼い主も目にします。
しかし、本能的に獲物を追い、捕まえるために攻撃したり、身を守るために攻撃したりすることは十分にあり得ます。
そしてこの本能は体の小さい犬であっても生まれつき持っているものです。
思わぬ事故の恐れもありますから、犬と外出するときには「万が一のことが起きるかもしれない」という警戒心は忘れないようにしましょう。

大切な家族だからこそ、犬の生理や習性を理解し、今その犬がどのような状態にあるのか、健康なのか調子を崩しているのか、なぜそのような行動に至ったのかなど、正確に判断できる飼い主になりましょう。

 

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