世界がコロナの予防接種で沸いている中、オーストラリアでは毒蛇から牧羊犬を守るためのワクチンの研究が行われようとしています。世界太古の大陸といわれるこの国には世界で最も危険な毒蛇が10種類も生息しており、毎年、春から夏に向けてのシーズンは10,000(殆どが犬と猫)もの動物が毒蛇に噛まれ病院に運び込まれてきます。
特に広大な土地で働く牧羊犬にとっては危険が大きく、牧場主は誰でもが優秀なアシスタントを失う辛い経験をしています。
そんな中、この度コロナのワクチンの開発で使われた新技術がこれらの毒蛇に対する抗毒素の開発にも使用され、今後犬や猫へのワクチンとして更なる研究が始まる可能性が十分にあると専門家が語っています。
ブラウン・スネークとタイガー・スネークの抗毒素を生産するビクトリア州にある小さなバイオテックの会社、Padula Serums Pty Ltd、のDr. Andrew Padulaは“現在この2種類の毒蛇の毒素を体内で中和する抗体は国内の動物病院で使われており、これらの抗毒素なしでは犬や猫たちを命を救う事はかなり難しいでしょう。”と語ります。
“馬から取った毒蛇の毒に対する抗体から犬猫用の抗毒素が作られるということは、それを使ったワクチンを作り出し、ある程度予防することも可能です。完全な予防は無理でも、少なくとも一時間以内に死んでしまうといった致命的な結果ではなく、具合は悪くなるが大くの問題を引き起こすことなく少なくとも治療により回復できる可能性はあるでしょう。”
1970年にオーストラリア連邦血清研究所がブラウンとタイガースネークの蛇毒に対するワクチンの開発を試みましたが、商品化には至っておらず、それ以来この研究は殆ど行われていません。
予想では一回の接種でそのシーズンをカバーできるタイプのものになり、過去4年間で6匹の牧羊犬を失った畜産業を営むMullins氏は、コストも低く抑えられた商品として犬達に手軽に与えられるワクチンの登場を心待ちにしています。
コロナ禍が科学技術の進展に影響し、オーストラリアではこのようなポジティブな結果が表れ始めました。

▼Fire Safety for Your Pets
https://www.rfs.nsw.gov.au/__data/assets/pdf_file/0006/9429/Fire-Safety-for-your-Pets-Factsheet.pdf
資料提供:NSW Rural Fire Service























































