メルボルンの郊外に住むジュリアン・ベックさんの愛猫、ウイロー(子猫)が突然居なくなったのは2年前の大みそか。その日からジュリアンさんの家族の毎日の日課はウイローを探すこととなりました。車のリアガラスを掲示板として利用しウイロー探しへの協力を呼びかけ、何千枚というポスターを配り、段ボールで掲示板も作成し、夜中に懐中電灯で町内を捜索するなど家族ぐるみの捜査が始まり、数か月後には「街の猫探偵」と噂されるほどになっていました。車の中には‘猫の捕獲パック’を用意し、外出の際には通りにある各家庭の前庭にくまなく目を配るという徹底ぶりです。皆に「もう今頃は死んでいるよ」と言われながらも粘り強く探し続けたその努力が先月報われました。家から25km離れた見知らぬ土地で迷子猫となっているところを誰かがみつけRSPCAへ通報したのです。マイクロチップの情報を元にRSPCAから連絡を受けたジュリアンさん家族はウイローと1年10か月ぶりの再会を果たしました。
ペットが突然居なくなるという事態に備え、RSPCAでは猫の迷子防止対策として次のようなアドバイスをしています。
- マイクロチップに加え必ず名前と電話番号を記したタグをつける
- 写真を定期的に撮り、万が一の時にポスター用に使えるようにしておく
- 迷子になった場合の対策計画を予め立てておく
迷子になってしまったら、
- 家の周りの捜査から始め、ご近所に知らせ庭や軒下などの立ち入り捜査の許可をもらう
- 最寄りの保護施設に知らせる
- 捜索ポスターを配りフェイスブックなどで地域のグループから情報を得る
- 地域の新聞に写真入りの広告を出す
など、万が一のことを想定して準備しておくように呼び掛けています。室内で飼われている猫が一番安心できる場所は飼い主の家なので、外では怖がって人目につかないところに隠れている事がよくあるそうです。「本当は家に帰りたいのだけれど怖いし道が分からない」そんな猫の気持ちを考えるだけでも飼い主としては心が痛みます。大切な子が迷子にならないよう日頃から万全の注意を払っておきたいですね。
























































