様々な種類の自然災害が発生するオーストラリアですが、この度RSPCA NSWは、州の災害対応活動の調整を行うハブとして機能するレスキューセンターを開設しました。
NSW州政府とRSPCA動物愛好家コミュニティーの共同出資により拠出された額は912,000ドル(日本円で約912万円)。 シドニーの南西部ヤグーナにあるペットの里親・教育センターの中心部に開設されたこのセンターには、緊急対応能力を高めるための車両、馬用フロート、動物用トレーラー、複数の膨張式テントなどの重要な設備が設置されています。「どのような緊急事態においても、備えが重要です。このセンターは、RSPCA NSWの災害救援戦略において極めて重要であり、将来災害が発生した場合もNSW州の回復力を高め、動物達を保護し続けることができます」。(RSPCA NSW州スティーブ・コールマンCEO)
ここ数年、干ばつ、山火事、洪水、ネズミの疫病など、前例のない数々の困難に直面してきたNSW州ですが、そんな中、地域社会と肩を組み、多くのものを失った人間と動物の両方に支援とケアを提供してきたRSPCA NSWはこのセンターの開設と同時に、山火事やその他の緊急事態に見舞われた動物やその保護者を支援し、サポートする上で重要な役割を果たす ‘緊急対応チーム’ と呼ばれるボランティア・チームの募集を行いました。
ガーディアン紙によると、ニューサウスウェールズ州の海岸線は、深刻な自然災害のリスクにさらされており、気候変動と人口増加の影響が軽減されなければ、2060年までに年間90億ドルの損害賠償が請求される見込みです。 また州復興局の最新の分析によると、歴史的に自然災害のリスクが最も高いのは火災と熱波で、現在は暴風雨と洪水のところ、今後数年間は沿岸部の災害が主流になると予想されています。ペットとして愛される犬や猫はもとより、コミュニティーの一部である家畜、馬、裏庭の鶏や山羊たちにも災害は容赦なく襲ってきます。この新しいセンターとチームによる動物レスキューに大きな期待が寄せられています。
























































