
「猫の気持ちがもっとわかればいいのに…」「体調の変化にいち早く気づいてあげたい」そんな愛猫家としての願いを叶えてくれるのが、猫の専門知識です。最近では、仕事や家事で忙しい方でも自宅にいながら短期間で取得できる通信講座が充実しています。
この記事では、数ある中から獣医師監修の猫資格をピックアップして比較解説します。愛猫の健康管理は勿論、災害時の対策まであなたに最適なステップアップの方法を分かりやすくお伝えします。
この記事の監修者
佐藤 麻衣
一般社団法人全日本動物専門教育協会
家庭犬訓練士中央委員会 中央委員長
動物介在福祉士中央委員会 中央委員長
公認家庭犬訓練士教師
公認動物介在福祉士教師

長年動物の専門学校で教鞭をとり、犬のトレーニングや動物介在福祉活動などに従事。現在は大学や専門学校、国内初の官民協働PFI刑務所の職業訓練プログラムに於いて、トレーニング技術を教え、一般の飼い主に向けても資格取得に向けた講座やペット防災など様々なセミナーで活躍。
猫健康管理士、猫疾病予防管理士、猫のシニア生活健康アドバイザー、猫防災アドバイザーの専任講師を務める。
犬のみならず、長年猫と暮らしている経験、猫の生態・習性の知識も併せ持つ。
猫の資格を取得するメリット
【家庭で活かす】
愛猫の日々の健康状態やシニア期を迎えた際の健康状態の「異変」にいち早く気付けるようになります。
【仕事で活かす】
「猫の専門家」として、病気の症状を理解し、的確に獣医師へ橋渡しができることで「信頼の証明」になります。
猫の飼い主様が抱える不安を解消できるようにアドバイスをしたり、自信を持ってお客様に接することができます。
【自分を高める】
現役獣医師とペットの飼育・育成のプロが執筆・監修したテキストで体系的な知識を習得できます。正しい知識を得ることでインターネット上の誤情報に惑わされるリスクを減らせます。
猫の資格の種類と選び方
猫に関する資格は多数ありますが、動物に関する知見を持ち十分な実績がある機関が発行する資格であるかも重要な選定のポイントです。
「動物取扱責任者」要件を満たすライセンスを発行する全日本動物専門教育協会(SAE)の講座だから、安心して正しい動物の知識と技術を学べます。
全日本動物専門教育協会(SAE)について
猫健康管理士通信認定講座

猫の生態や生理学、栄養学の基礎知識に加え、ブラッシングや歯磨きなどの実践的なお手入れ方法を体系的に学びます。日々の健康状態を正しく把握し、病気予防と適切な環境作りができる力を養う総合的な講座です。
取得のメリット:
「自己流のケアが合っているか不安」「フード選びや体重管理の基準がわからない」といった悩みを解消し、日常の違和感にいち早く気づけるようになります。
おすすめの方:
猫を初めて迎える方、愛猫の健康を長く守りたい飼い主、ペットシッターや猫カフェなど現場で知識を活かしたい事業者におすすめです。
難易度:★☆☆☆☆
取得までの期間:4カ月
猫疾病予防管理士通信認定講座

猫特有の病気や感染症の原因・症状を深く学び、異常を早期発見して獣医師へ的確に伝える「橋渡し」の知識を習得します。尿検査キットが付属し、自宅で実践的な健康チェックが学べるのも大きな特徴です。
取得のメリット:
「不調を隠しがちな猫のサインを見逃したくない」「病院へ行くべきタイミングが判断できない」といった問題を解決し、適切な看護や投薬補助が可能になります。
おすすめの方:
愛猫の病気予防を徹底したい方、保護猫活動に携わるボランティア、専門的なアドバイスを求められるペット業界従事者に最適です。
難易度:★★★★☆
取得までの期間:6カ月
猫のシニア生活健康アドバイザー通信認定講座

7歳以上のシニア猫に特化し、加齢による身体変化や腎臓病などの頻出疾患、介護方法を学びます。健康診断の結果の見方から、バリアフリーな環境整備、最期まで自分らしく暮らすためのケア技術を習得する講座です。
取得のメリット:
「高齢期の食事や排泄のケア方法がわからない」「腎臓病などの持病への備えが不安」という悩みを解決し、愛猫のQOL(生活の質)を高められます。
おすすめの方:
現在シニア猫と暮らしている方、将来の老化に備えたい方、高齢猫のケア機会が多いペット事業者におすすめです。
難易度:★★☆☆☆
取得までの期間:4か月
猫防災アドバイザー 通信認定講座

災害発生時の猫の行動特性を理解し、同行避難の準備や避難所でのストレス対策、人獣共通感染症の予防を学びます。多頭飼育や在宅避難の注意点など、非常時でも愛猫を守り抜くための具体的な防災力を養います。
取得のメリット:
「災害時に猫を連れて逃げられるか不安」「避難所でのトラブルを避けたい」といった問題を解決し、冷静な判断と事前準備ができるようになります。
おすすめの方:
全ての猫飼い主(特に多頭飼育の方)、地域の防災ボランティア、災害時のBCP(事業継続計画)を策定したいペットショップ店主などに最適です。
難易度:★☆☆☆☆
取得までの期間:4か月
猫資格に関するQ&A
Q:猫健康管理士通信認定講座と猫疾病予防管理士通信認定講座の違いは何ですか?
『猫健康管理士通信認定講座』では、多種の猫種やそれぞれの特徴を学ぶと同時に、お手入れの方法などを学ぶことで、猫の健康と美しさを維持する方法を学びます。
『猫疾病予防管理士通信認定講座』では、猫が健康で過ごすために、猫がかかりやすい病気の知識と、予防のための知識を得ることができます。
「猫健康管理士」では、猫そのものを知り、健康に美しく過ごせるようにするためのノウハウを学ぶことが出来るのに対し、「猫疾病予防管理士」は病気にならないための知識、そして、病気の早期発見・早期治療に役立つ内容になっています。
Q:猫に関する資格をまとめて学ぶことはできますか?
猫を1日でも長く健康で、幸せな長寿猫に導く基本セット
『猫健康管理士通信認定講座』
『猫疾病予防管理士通信認定講座』
『猫のシニア生活健康アドバイザー通信認定講座』
で、猫の身体、病気の知識をしっかり身に付け、一生の半分以上を占めるシニア期のケアを学びます。
猫の健康管理を学べるお得な講座セットはこちら▼
https://www.pet-no-shikaku.com/marugoto-pack/#cat4
Q:どの順番で資格取得を目指したら良いですか?
どの講座も取得する上での順序はございませんが、
一例として、
【初めて猫を飼う方】
- 猫健康管理士通信認定講座
- 猫防災アドバイザー通信認定講座
- 猫疾病予防管理士通信認定講座
- 猫のシニア生活健康アドバイザー通信認定講座
入門編として、猫が心身ともに安定した毎日を送るために必要な「健康管理」と「生活環境への配慮」を『猫健康管理士通信認定講座』で、基礎から体系的に学びます。
『猫防災アドバイザー通信認定講座』では、猫とはどういう動物なのか基本的な生態を学ぶとともに、災害発生という非常事態に猫がどのように行動するのか、もし外に逃げ出してしまった場合にどのように探すのか、といったことが学びます。
『猫疾病予防管理士通信認定講座』では、猫の病気について治療や予防法だけでなく、原因や機序からしっかりと学んでおきましょう。
猫にいざ介護が必要となった場合の手法などを習得できるため『猫のシニア生活健康アドバイザー通信認定講座』まで学んでおくことがおすすめです。
【すでに猫を飼っている方】
- 猫健康管理士通信認定講座
- 猫防災アドバイザー通信認定講座
- 猫のシニア生活健康アドバイザー通信認定講座
- 猫疾病予防管理士通信認定講座
すでに猫についての基本知識がある飼い主さんは、『猫健康管理士通信認定講座』で生理学や栄養学などのより深い知識を学び応用していただけます。
『猫防災アドバイザー通信認定講座』で災害発生時において愛猫を守り抜く為に、習性飼育ポイント、防災準備品、在宅避難、同行避難について学びましょう。
『猫のシニア生活健康アドバイザー通信認定講座』で、7歳以上のシニア期の猫が避けては通れない、腎臓をはじめとする健康上の問題を知り、対策を講じることで充実したシニア期を過ごすことが出来ます。
『猫疾病予防管理士通信認定講座』では、猫の病気について、治療や予防法だけでなく、原因や機序からしっかりと学ぶことが出来るので、病気に対する理解をより深める為や早期発見するために、しっかりと学ぶことがおすすめです。
Q:4つ資格講座は仕事において、どの様な場面で活かせますか?
【猫健康管理士通信認定講座】
猫健康管理士の資格は、次のような場面で活用されています。
- ペットシッターや預かり業務での体調管理
- トリミングやケア時の異変への気づき
- 飼い主への生活環境に関するアドバイス
- 猫関連サービスにおける説明力・信頼感の向上
医療行為を行う資格ではありませんが、猫の健康を守るための正しい視点を持っていることが、安心につながります。
【猫疾病予防管理士通信認定講座】
猫疾病予防管理士の資格は、次のような場面で活用されています。
- ペットシッターや預かり業務での体調管理
- 猫専門サロンや施設での健康配慮
- 飼い主への説明や相談対応時の安心材料
- 猫関連サービスにおける信頼性の裏付け
医療行為を行う資格ではありませんが、「異常に気づき、無理をさせない判断ができる」ことは、現場での安心感につながります。
【猫のシニア生活健康アドバイザー通信認定講座】
猫のシニア生活健康アドバイザーの資格は、次のような場面で活用されています。
- ペットシッターや訪問ケアでのシニア猫対応
- 猫専門サービスでの健康配慮・環境提案
- 飼い主への年齢に応じたアドバイス
- サービス説明時の安心感や信頼性の向上
医療行為は行えませんが、「シニア猫の特性を理解していること」が、差別化や信頼につながります。
【猫防災アドバイザー通信認定講座】
猫防災アドバイザーの資格は、次のような場面で活用されています。
- ペットホテルやシッターでの防災対応策の構築
- 飼い主への避難アドバイスや安全管理の指導
- 地域の防災イベントやセミナーでの専門知識提供
- サービス品質や信頼性の向上に伴う顧客満足度アップ
医療行為を行う資格ではありませんが、「事前準備と安全確保の判断力」を持つことが安心につながる資格です。
猫についてさらに知るには
浅見先生が執筆。『ねこと健康で幸せに過ごすために』をテーマに、コラムを連載しています。
▶獣医師浅見先生の連載ねこ塾
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