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【海外ペット情報⑩】コロナ禍で活躍するバーチャルセラピードッグ

コロナウイルスで在宅勤務を強いられているのは人間のみならず、セラピードッグがバーチャルで登場しました。

これはアメリカの医療現場で働く医師、看護婦、その他のヘルスケア従事者のためにセラピー犬をバーチャルで提供するプログラムで、セラピー犬の目を30秒から60秒間見つめることで心が落ち着きストレスが軽減されるというもの。

他にも子供達が自宅からズームを使ってセラピードッグに本読みの相手をしてもらったりと、家族や身近な人達の不幸や将来に対する不安など、様々なストレスが増えているこの時期、犬達による癒しの効果が期待されています。

さて、このバーチャルリアリティー(VR)を使ってのセラピーは、オーストラリアでは2017年に慢性病を患う子供達に与えられる痛みや不安を和らげる薬の代用としてVRテクノロジーを使ったリサーチが始まりました。
メルボルンにあるテクノロジー会社はメルボルン動物園とマードックこども研究所の協力を得て入院中の子供達にアニマルセラピー(動物介在療法)のメリットが受けられるようメルボルン病院の患者80人を対象に遠足として動物園VR 体験プログラムを作りました。

「私達は知らず知らずのうちに毎日の生活環境から多大な影響を受けているので、毎日が病棟のベッドの上という入院中の子供達の回復プロセスに少しでも役立つように気分転換を図るという試みです。」
(Trent Clews-de Castella氏)

アニマルセラピーは目新しいものではありませんが、衛生面での懸念や感染リスクが高いという意味で病院という環境ではハードルがとても高くなることから、VRテクノロジーを利用することで動物達との関わりでのみ得られるアニマルセラピー特有のエッセンスを引き出そうというもの。
オーストラリアではここ数年医療施設などの待合室にあるスクリーンでは動物達の画像が映し出されているのが目立ってきています。

今回のように世界がコロナウイルスで不安に苛まれている時も動物達の映像が私達人間に与える癒しの効果は計り知れません。


 

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