SAEペットの資格「愛玩動物救命士」合格者の声

長谷川 佳野様 (平成27年1月22日合格)

この資格をとろうと思ったのは、近所のワンちゃんが家のすぐ近くの川で溺れて亡くなってしまったことがきっかけです。

老犬で目も見えず、耳も聞こえない子で、いつもと同じように庭でフリーにしていたところ、いつも大丈夫だから・・・と他の用事を済ませるために目を離してしまったその間に川に落ちてしまったそうです。

飼い主さんの声に気付いて川から助けた時には、力尽きていました。

私はパニックとショックで何も出来ず、何度も「ごめんな」と言いながら、ワンちゃんの胸を何度も強く叩く飼い主さんを見ていることしかできませんでした。

それでも飼い主さんは、私に「ありがとう」と言ってくれたんです。

何もできなかったのに・・・・

あの時、救命法を知っていたら、目の前の命を救えたかもしれません。

この経験を通して「無知は無力」だということを痛感しました。

今回のような出来事は起こらないに限りますが、そういった出来事が絶対に起こらないとは言えません。

我が家の子も高齢になってきているので、いざという時に必要な行動が冷静に取れるようにしたいと思います。

内容としては、救命処置についてもう少し濃い勉強が出来たら良かったと思います。

可愛い愛犬のお写真ありがとうございます♪

可愛い愛犬のお写真ありがとうございます♪

(長谷川様、大切なお話と講座のご感想をいただき有難うございました。
愛玩動物救命士講座は、緊急時や災害時だけでなく、普段からペットの体調管理や、どこに注意すればよいか、病気の早期発見、予防にも役立てられる資格です。獣医との緊急コミュニケーションにも役立つ資格です。例えば動物病院へ車で運ぶ際、ドクターに手渡す問診表付録(教材付録)や、やってはいけないこと、やらなければならないことのスキルを丁寧に解説しています。すぐに役立つ飼い主さん必携の資格です。ただし医療行為はできません。獣医師の指導の下、自分のペットを守り、また知識を活かし社会に貢献していただきたいと思います。)