2014年 夏 アニマルアロマアドバイザー通学講座受講生
emikoさん(シンガーソングライター)
「ホリスティックアニマルアロマアドバイザー講座を受講してみて」
今回、このような講座に参加したのは初めてでした。子供の頃からずっと犬と暮らす生活をしてきて、チャコが我が家では三代目の愛犬です。一代目の愛犬は15歳まで生きました。二代目の愛犬も16歳近くまで生きましたが、老化による癲癇(てんかん)が発症し、それに伴い痴呆症になり24時間徘徊。家族で交替して介護をするという時期がありました。癲癇(てんかん)の予防薬を飲ませれば、筋肉が緩み歩けなくなってしまう、、、。
しかし、歩きたくて鳴き叫ぶという悪循環が起こりました。今回、アニマルアロマセラピーによって、ストレスの解消法や療法があることを知り講座に臨みました。しかし、アロマの世界は全くの初心者。富良野に行った時に買ってきたラベンダーの香りとプレゼントでもらった品物、また、雑貨屋さんや100円ショップで買ったものくらいしか、ありませんでした。
なので、精油という言葉や100%天然ということ、まず学名や抽出方法などをチェックする!ということから衝撃を受けました。
とにかく、私自身香りの好き嫌いが激しく、日常生活でも好きな香りだと犬の様にクンクン嗅いだり、嫌いな香りだと吸い込んだ瞬間から気分が悪くなっていたので、体への働きかけなども、今回の講座で理解ができました。そしてよく「動物は飼い主に似る」といいますが、チャコも香りに対する反応がはっきりとしていて驚きました。こんなにも香りが好きだったなんで知りませんでした。
そして今回、チャコと掲げた目標は、精油を使っての興奮のコントロールと、苦手な車を克服する事でした。車は本当に大の苦手。乗るのは好きなのに、キャンキャン鳴いてしまい悩んでいました。病院へ行くにも一人で連れて行けず、家族に抱っこしてもらって移動していました。それでも車内では鳴き叫ぶという状態でした。
今回、チャコを講座に連れてこようか本当に悩みました。でも先生の言葉に背中を押されて、クレートを購入し、チャレンジする事ができました。
日々のブラッシングには講座で作ったラベンダスプレーを活用し、車に乗せる時には、クレートの日よけ用のタオルにスプレーしたり、車内にスプレーしたりと練習してみました。
そして、緊張の中で挑戦した二人だけの初の遠出。初日は片道約40分間、ずっと鳴いていました。帰りもずっと鳴いていたのですが、高速を降りた瞬間、私がホッとしたのと同時にチャコもホッとしたのか鳴き止みました。そこで何かを覚えたようです。
そして迎えた二回目の二人だけのドライブ。その日は行きも帰りも鳴かずに大成功でした!!きちんと伏せの姿勢で頑張っていました。そして喜んで家に帰り、クレートを置くと母親が「チャコちゃん戻したの?」と一言。よく見ると朝食に食べたものがクレートの中についていました。今思えば、帰る時クレートに入れた瞬間にクッションとタオルを丸めるような、いつもと違う行動をしていました。それを私は、クッションの下に隠したガムを探しているものだと思い込んで走り出してしまいました。
私は小さなシグナルを見逃してしまいました。反省です。今度は消化に良い精油とリラックス効果のある精油でもチャレンジしてみたいと思います。
今チャコは1歳半です。今回の講座に参加した事で、世界が広がりました。これからも楽しみです。私も精油の種類を少しずつ覚えて、日常の生活に取り入れたいと思っています。そしてアロマの良さを人との会話の中で伝えられたらと思います。