【レポート】12/20（日）ペット災害危機管理士（R）通学認定講座３級

本日、東京銀座の会場では2020年最後のペット災害危機管理士(R)通学認定講座を開催しています。
お昼休みを挟んで、午後からは「ペット災害危機管理士(R)通学認定講座3級」です。
講師は午前から引き続き、鈴木清隆先生が務め、受講生9名の方に続けて受講頂きました。

午前の開催レポートはこちら

３級では、災害が起こってからの『避難行動』、そして被災者同士の『共助』について学びます。
過去の災害でも、共助により救われた人は、自助だけで助かった人や救助隊に救助された人よりもはるかに多いという統計があります。
実際に災害に見舞われ、避難しなければならなくなった場合、共助による助け合いを想定して、ペットと一緒に避難生活を乗り越えるための考え方や今から出来ることを学びます。

避難所や仮設住宅における生活の実態を知り、グループワークでその状況下で発生しうるペットの問題の解決方法を話し合います。
ペットと避難所で共に避難生活を送るためにも、グループワークを通じて避難所の色々な取り決めや優先される点を学びます。
阪神淡路大震災や東日本大震災など過去の事例から学びながら、具体的に避難生活をイメージし、グループの中で意見交換をしシミュレーションを行ってもらいました。

▲床に座っている方は避難スペースの狭さを体験中。
新型コロナの影響で、現在は囲いが設置されることになっているようですが、それによってもっと圧迫感を感じることが想定されます。

4級と同様に、講座の最後は認定試験を実施。結果は4級と併せて後日郵送させて頂きます。

＜受講生の声＞
●他の方と一緒に考えること、意見を聞けることが勉強になりました。周囲と協力することを知ることが出来て良かったです。
●動物が苦手な人への愛を持った対応など、ペットのためにすべきことを考えさせられました。
●自身やペット、家族の身の安全を確保するためにも、助け合いの輪を広げることが大切だということに気付きました。
●各自治体が災害時にぶっつけ本番という状態なので、まずは自助をしっかりやらなければならないとうう認識を持てました。

など、多数ご感想頂きました。ありがとうございます。
３級に無事合格され、より上の級で皆様とまたお会いできることを楽しみにしています。

東京銀座のペット災害危機管理士(R)通学認定講座３級の次回開催は2月20日（土）です。
▼午前の4級と共にお申込受付です。