11月29日(火)神奈川県箱根町に於いて、人だけでなく犬や猫にも優しい「愛犬家住宅」を展開する株式会社セラフ榎本の、社員6名様向けにペット災害危機管理士(R)2級の講座を特別に開催しました。
会場のクリンゲルベア様のご協力の下、策定したガイドラインに則り感染防止対策をしっかり講じた上で、6名の受講生を受け入れるスペースを確保し、机と椅子は全てアルコールで清掃し、手指消毒をして入館頂きました。
本日の講師はペット災害危機管理士(R)統括講師 鈴木清隆先生です。

定刻スタート、全てオンタイムで終了しました。

地震発生の想定の下、会場から最寄りの避難所へ避難行動を取る受講生たち

基調講演には箱根町消防団広報部の方から、箱根町の想定災害事例やペット防災対策についてお話しして頂きました。
現場の最前線で活躍されているご担当者の語りは重みが違います。
講演後の質問や感想も、火山という地域特性を持った防災対策や、ペット同行避難の受け入れ体制が整備されていることに関心が寄せられていました。

災害時、場所や天候を選ぶことはできません。いつどんな時でも災害は発生します。
そしてこの講座は悪天候でも開催されます。この日はあいにくの晩秋の冷たい雨となってしまいました。受講生の皆さんは山間部であることの気温差や悪天候を想定した服装と持ち物を準備しており、さすが2級講座を受けに来た方々だと感心しました。

アクション全てにおいて終始誰一人手を抜くことなく、講師の無茶な振りに対しても真剣に対応して頂き、良い講座となりました。
防災に関する意識が高い皆さんの参加により「きづき」を共有できた様で、ペット防災に対する意識が更に高まったかと思います。

 

行動や発言、ワークの発表内容など1日を通して、ペット災害危機管理士(R)2級の審査を行い、合否結果は後日郵送になります。
これからのペット防災の輪がさらに大きく広がる予感がいたします。

<受講生の声>
●ペットを飼育している人もしていない人も、みんな無事に避難し生活を送っていけるよう、日頃から自治体と協力し、ペット災害危機管理士(R)としてたくさんの人にペット同行避難に理解してもらえるようにしていかなければいけないと感じました。
●今回はじめて箱根に来て、実際に避難の練習をさせてもらえて、すごく練習になりました。今日学んだことを活かし、これからも1級に向けて頑張っていきたいと思います。
●ペットと人がどのようにして一緒に避難生活を送っていくことができるか、考えるきっかけになりました。
●箱根という場所に初めて来ましたが、災害に遭いながらも観光地として賑わっていて応援したいと思ったので、また来たいです。
●昼食に避難食をいただけて、初めて食べましたが想像以上に美味しく、お腹もいっぱいになりました。小話なども面白く、良い経験ができました。
●普段何気なく歩いている道でも、よく見ると危険や二次災害の要因になり得るのだと気づかされました。
●1人で進めるよりも他の方と情報を共有してコミュニケーションを取り、少しでも過ごしやすい避難生活が出来るよう、たくさんの方の話を聞こうと思いました。
●箱根町の観光のイメージとは裏腹に災害が起きていたこと、また、それを対応していこうとする町の方々の思いに、自分も学ばなければならないと感じました。

などたくさんの感想をお寄せいただきました。ありがとうございました!

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