【レポート】6/25（日）ペット災害危機管理士（R）通学認定講座２級（神奈川）

6月25日（日）神奈川県箱根町に於いて、ペット災害危機管理士（R）通学認定講座2級を、開催させて頂きました。
会場のクリンゲルベア様のご協力の下、6名の受講生を受け入れるスペースを確保し、ご自身の判断によるマスク着用と消毒を行い入館頂きました。
本日の講師はペット災害危機管理士（R）統括講師　鈴木清隆先生です。

定刻スタート、全てオンタイムで終了しました。

前回に引き続き基調講演に箱根町役場・総務防災課・防災対策室の下川様から、箱根町の想定災害事例やペット防災対策についてお話しして頂きました。
行政の最前線で活躍されているご担当者の語りは重みが違います。
講演後の感想は、災害種が多い山岳地である事と、火山という地域特性を持った防災対策や、ペット同行避難の受け入れ体制が整備されていることに関心が寄せられていました。

災害時、場所や天候を選ぶことはできません。いつどんな時でも災害は発生します。そしてこの講座は悪天候でも開催されます。
この日は梅雨の合間の晴れ。湿度が高くムシムシする高原独特の気候を想定した服装と持ち物を準備しており、さすが2級講座を受けに来た方々だと感心しました。

6名が2班に分かれグループワークを行いました。
初めて会う皆さんにも関わらずアクション全てにおいて真剣に対応して頂き、講師からの無茶な振りにも素晴らしいプレゼンテーション能力で回答して頂きました。
また、足の不自由な受講生さんを全員で支え、助け合うシーンを目にした際、皆さんの真心に心が温かくなりました。

避難場所へ移動

避難所運営アクションのプレゼンテーション

色々な方々から意見を聞ける当講座を通し、新たなる気づきを得て、ペット防災に対する意識が更に高まったかと思います。
終了後も次の1級講座と2級講師講習への意欲を語って頂いた事は大変うれしく感じます。
また今回は6名の他にモコちゃんと豆太郎君の2頭が一緒に参加してくれました。
とても静かに受講して頂き、最後には豆太郎君のいびきも聞こえて和やかな雰囲気で開催できました。改めて感謝します。

モコちゃん

豆太郎君

行動や発言、ワークの発表内容など1日を通して、ペット災害危機管理士（R）2級の審査を行い、合否結果は後日郵送になります。
これからのペット防災の輪がさらに大きく広がる予感がいたします。

＜受講生の声＞
●協調性が大事。自分の考えだけでなく他の人の意見を聞くことでいろいろな気付き、納得できることがとても多かったです。体験できることはとても大事だと思いました。
●４級・３級は通信講座で受講しましたが、２級の通学講座は思っていた以上に勉強になった部分が多かったです。
●アクションを通して実際に災害時に直面する場面、流れ、問題点を知ることができました。身に染みるほど、私たち資格を持つ飼い主が民間、中間層としての重要な役割を知りました。こんなとても有意義な１日を皮切りとして、ペット同行避難を誰にでも実現できる日が迎えられるように願います。
●持ち物や服装から始まり、クレーム処理までの一連の流れを経験できたことはとても良かったです。大変参考になり、ぜひ１級も取得したいです。
●日常生活において「もし災害が起こったら」とイメージしていなかったことに気付かされました。
●この講座のプログラムは分かりやすく、実体験ができ、参加して良かったと思います。オンライン開催ではない理由がよく分かりました。
など、ご感想をお寄せ頂きました。1日お疲れ様でした！

ペット災害危機管理士(R)通学認定講座２級（箱根会場）の次回開催は2023年9月30日（土）です。
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