11月10日、熊本県の益城町テクノ仮設団地にてペット災害危機管理士(R)通学認定講座1級の第5回目を開催しました。
開催前日は強い雨が降った熊本ですが、当日はきれいに快晴!陽が差すと暑いくらいの気温でした。

今回会場となったのは、熊本県最大の仮設住宅集合団地「益城町テクノ仮設団地」。
現地の方々にご協力頂き、この貴重な場所での開催をすることができました。

ペット災害危機管理士(R)1級講座では、話を聞くだけでなく、アクティブラーニング(自主的な学習)を導入しています。
グループではなく1人ひとりが考え、判断し、行動に移すことが求められます。
2016年に発生した熊本地震とはどのような地震だったのか、当時の様子はどうだったのか。
自ら被災しその後の復旧復興にも携わっている県議会議員の先生や、ペット同行避難の支援を行なっていた団体の代表から具体的な当時の様子を聞くと同時に、当時の問題点などについて話を伺いました。
 

その後、実際にテクノ仮設団地内を歩いて回ります。
仮設住宅やそこでの生活はどういうものなのか、実際に見て勉強しました。
団地内の仮設店舗でランチやお弁当を楽しんだ後、今度は仮設住宅に住む飼い主の皆様と対話。自治体や団地内の飼い主たちからもなかなか協力を得られない、厳しい現実を学びました。
 

仮設住宅で飼われている犬たちと触れ合いもさせていただきつつ……
最後は、熊本県の復旧復興計画を学び、グループワークで自治体との連携について皆で考えます。
 

大規模災害が発生した際にリーダーとして防災活動を進められる「ペット災害危機管理士(R)1級」取得者の誕生を心よりお待ちしております。受講いただき、誠にありがとうございました。

今回の講座実施にあたり、当日の運営に多大なるご協力を頂きました熊本県議会議員の岩田智子先生、一般社団法人HUGの冨士岡代表理事、わんにゃーず「益城テクノ仮設団地犬猫飼い主有志の会」の皆様へ、心より感謝申し上げます。

ペット災害危機管理士(R)1級講座の次回開催は、2019年4月以降を予定しております。詳細日程が決定次第、受付開始します。
その他、SAEでは、ペットの健康管理や生活に役立つ講座・セミナーを多種開催しています。開催日程は随時更新していきますので、こちらの1Dayセミナー情報をご確認ください!

メルマガ★講座・セミナー情報、獣医師からの健康管理注意点など飼い主様に役立つ情報配信中★
メルマガサンプルはこちら
(アドレスだけで登録できますので是非お気軽に)