本日はペット災害危機管理士(R)通学認定講座の4級と3級を同日開催しています。
お昼休みを挟んで、午後からは「ペット災害危機管理士(R)通学認定講座3級 」です。
講師は午前から引き続き、1級講師の岡先生です。

午前のペット災害危機管理士(R)4級開催レポートはこちら この記事を読む

3級では、災害が起こってからの『避難行動』、そして被災者同士の助け合い『共助』について学びます。
自宅の周辺で考えられる被害を予め知っておくためのハザードマップの見方、被害を軽減するために事前に出来る対策をグループワークで考えて頂きます。
事前の対策は4級で学んだ自助に加え、周りと協力する「共助」では何が出来るのか、を学んでいきます。

実際に避難生活を送ることになった場合についても学びます。
飼い主がペットと共に避難所へ避難した時にすべきことを考えますが、ペットとともに避難生活を送るためにも、避難所の色々な取り決めや優先される点も知っておく必要があります。
阪神淡路大震災や東日本大震災の事例を学び、具体的に避難生活をイメージし、グループの中で意見交換をしながらシミュレーションを行ないます。


▲避難スペース体験、状況によってはもっと狭いことも想定されます。


▲避難所運営アクション、各グループが考えた部屋割りを発表してもらいました

ですが、自治体や避難所によりペット同行避難の受け入れ体制にばらつきがあることは今年の台風19号でも浮き彫りになりました。
自治体は飼い主とペットがに安心して避難ができる仕組みづくりが急がれますが、避難所に到着してから、いざ避難生活を円滑に送るためにも、飼い主ひとりひとりが日頃から行うべき対策と行動を実行していくことも大切です。

4級と同じように、講座後は「ペット災害危機管理士(R)3級」認定試験を実施。結果は後日郵送させて頂きます。
災害は正しく備え正しく行動すれば、被害を減少させることができ、必ず乗り越えられます。
常に災害に対する意識を持ち、大規模災害に見舞われたとしてもペットと一緒に乗り越えていけるように、物だけでなく心も身体も準備をしましょう!

<受講生の声>
●避難した後のことについては、無知に近いことに気付きました。
●避難所の実態について詳しく知らなかったので学べて良かったです。
●ペットの受け入れが無い避難所がまだまだ多いのは知っていましたが、しっかり電話などで問い合わせたり、飼い主としての声を届けるなどアクションしようと思いました。

など、多数ご感想頂きました。ありがとうございます。

 

▼ペット災害危機管理士(R)通学認定講座3級の次回開催は、1月26日(日)です。午前の4級とともに受付中です!
詳しくはこちら

 

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