今日は、今年初めての「獣医師から学ぶ動物の救急救命実技セミナー」を開催しました。
講師は、SAE顧問獣医師の岩佐 保宏先生です。
このセミナーは愛犬同伴OK!愛犬同伴が難しくても、モデル犬で実技を学ぶことができます。
本日のモデル犬は、岩佐先生が運営する動物病院の看板犬、パンちゃんに出動頂きました。
トリミングしたばかりで、おめかしもばっちり!さらには久々に銀座を訪れたからか、テンション高めで来てくれました!

白いトイプードル

セミナーの前半では、動物の緊急時に対する準備や心構えを座学で学びます。

いつ起こるか分からない災害や事故。
私たち飼い主が動物の危機に対しての心構えや緊急時の対応を知っているかどうか。
すぐに対応が必要な場合と、焦らずに様子を見てもOKな場合など、状況に応じて判断できるよう事例を交えながら、講義は進んでいきます。
そして、ペットを獣医師に引き継ぐ際に状況や状態を正しく伝えることで、より素早く正確な処置を行なうことが出来、救命の可能性も上がります
見るべきポイントや伝えるべき内容を事前に知っていれば、万が一の事態が起こったとしても守ることができる命もあります。

座学でしっかり学んだあとは、実技体験です!
モデル犬で実技体験が出来るので、同伴犬がいない場合でもしっかり実技を学べます。
緊急時に的確な判断をするためには、まずは動物の通常の状態を知っておき、異常を見極められるようにしておくことが必要です。
そのための日常の健康チェック方法を実践しながら学びます。

実技の一番最初は、体温測定。
ペタンと座って、おしりを隠す場面もありましたが、パンちゃんがんばりました!

その他、心拍確認の仕方(2パターン)、貧血のチェック、脱水の調べ方などを全員体験頂きました。

聴診器で犬の心拍確認 

最後は、心肺蘇生モデル犬のマネキンを使った動物の心臓マッサージ体験です。
犬は犬種により、体の大きさの個体差が大きいので、あくまで犬マネキンのサイズでの力加減を感覚として体験頂く内容になります。
もっと小さい犬種の場合についてなどの解説を加えながら体験頂きました。

マネキン犬で心臓マッサージ

体験中に出てくる質問にも、岩佐先生の経験や動物病院での症例を交えてお答えし、活発な質疑応答ののちセミナーは終了しました。

<参加者の声>
●心臓マッサージの力加減など、具体的に体験できて、とても良かったです。
●とても分かりやすく丁寧に教えて頂きました。
●実際に体験できたことが大変参考になりました。
などのお声をいただきました。

獣医師から学ぶ動物の救急救命実技セミナー、次回開催は4/19(日)お申込受付中です。

 

その他、SAEでは、ペットの健康管理や生活に役立つ講座・セミナーを多種開催しています。開催日程は随時更新していきますので、こちらの1Dayセミナー情報をご確認ください!

 

メルマガ★SAE公認動物講師からのプチ講座・セミナー情報、獣医師からの健康管理注意点など飼い主様に役立つ情報配信中★
メルマガサンプルはこちら
(アドレスだけで登録できますので是非お気軽に