梅雨入り宣言が出されてから、あまり雨が降らず暑い日が続いている東京。
快晴で夏日和の6月13日(土)と、朝だけ雨模様だった6月14日(日)の週末2日間で、第2回目となる獣医師 竹内裕司の犬の東洋医学生活管理士3級通学認定講座を開催しました。

1日6時間×2日の合計12時間という限られた時間の中で、「東洋医学」という広く深い学問を学び、さらに愛犬の健康管理への応用を知る濃厚な2日間でした。

まず1日目は、東洋医学全般の基礎となる陰陽五行論と東洋医学的身体構造の解釈(五臓六腑)について知り、東洋医学の中でも最古の医学と言われるインドの伝統医学「アーユルヴェーダ」に焦点を当て、体質・気質の捉え方や種類を把握できるように知識を得ました。
「アーユルヴェーダ」では、生体には三つの要素が備わっており、その三つのバランスが体質・気質から病気に至るまで影響を与えると考えます。つまり、バランスが保たれていれば健康、損なわれれば病気になるということになるので、三つの要素のどれにも偏らずバランスを均一に保とうとすることが日々の健康管理と言えます。

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アーユルヴェーダは、アーユル=生命、ヴェーダ=科学
「生命の科学」として、生体が持つ三つの要素が生み出す生体エネルギー(ドーシャ)を中心に考えていきます。

 

 

 

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今回の受講生も、愛犬の体調管理のために学びに来られた方ばかりでした。

 

2日目は、ケーススタディーをメインに講座を進めました。
チェックシートを用いて、愛犬の体質がどのタイプに当てはまるかを知り、タイプ別に食餌や生活で気をつける点などを質疑応答形式で個別に行いました。

ちなみに「体質」は生まれ持ったものなので、一生変わることはありません。
そのため体質を把握して、それに見合った生活を送ることが、日々の健康を保つことはもちろん、長い目で見てシニア期に入ったときの健康状態に影響を及ぼすことをたくさんの飼い主様に知って頂きたいと思います。

2日目の最後には認定試験を実施。結果は後日郵送にてお届けですが、症例対応を検討する設問はその場で竹内先生の解説を行い、2日間の濃厚な講座に幕を閉じました。

<受講生の声>
●ますます東洋医学を学び、活用できるようになりたいと思いました。
●東洋医学の基本的な概念を学べ、知らない考え方や言葉がたくさん出てきて充実した2日間でした。
●もっと知識の幅を広げ、愛犬たちの寿命が1日でも長くなるように活かしていきたいと思いました。
●東洋医学とアーユルヴェーダは未知の世界でしたが、愛犬の体質・気質のタイプが分かったので、気を配って生活を変えていこうと思います。
など

次回は2級を8月15日・8月16日に開講決定!
東洋医学の世界に触れて、愛犬の体質タイプから健康管理と生活改善を行いませんか??

次回開催の詳細はコチラから