過去最強クラスの台風10号が九州・奄美地方に接近しているなか、東京銀座の会場ではペット災害危機管理士(R)通学認定講座4級を開講しました。
新型コロナウイルス感染症に対して、警戒を緩めることがまだまだ許されない中、策定したガイドラインに則り感染防止対策をしっかり講じた上で開催させて頂きました。

講師を務めるのは、1級講師の鈴木先生です。本日の4級は9名の方にお越し頂きました。
ペット災害危機管理士(R)講座は、災害の発生事例や情報・条例の更新に伴い、常に内容の更新や見直しを図っています。
今日の講座も、近年甚大な被害をもたらす水害に関しての講義部分を厚くしたり最近の発生事例を含めるなど、時代に即してアップデート済の内容で展開しています。

ペット災害危機管理士(R)4級講座

「ペット災害危機管理士(R)4級」では、災害時の「自助」と「準備」を学びます。
災害時にペットと安全に避難するために準備すべきは「物資」だけではありません。事前に物資を用意しておくことは当然必要な準備ですが、自分自身の身の安全を確保し、いかに「落ち着いて」「冷静に」行動できるかが災害時の安否の分かれ目になります。
そのために日頃から出来ることは何か?ペットとともに災害を乗り越えるために必要なことは何か?を、アクションとグループワークを交えながら考え、学んで頂きます。

グループワークは、本日たまたま一緒に受講することになった初めて会う方と、協力して頂きます。これも災害時を想定して、見ず知らずの人とも連携することの大切さを感じて頂くことを目的としています。

ペット災害危機管理士(R)4級講座 

そして、各グループ発表して頂きます。
色々な意見がでますので、別グループの考えを聞いて自分たちには無かった視点も学べます。

推奨重量の避難リュックを背負ってペットを抱えて避難する想定の体験もして頂きます。
本日は残念ながら同伴犬さんがいなかったので、ぬいぐるみで体験して頂きましたが、避難リュックの重量に、ペットの体重が加わります。その状態で迅速に歩くことが出来ますか?
避難が必要なとき誰がペットを連れていくのか、その分荷物を調整しておくなど、日頃から家族内で分担を話し合っておくことも大事な準備です。

座学だけでなく体験を交えて学習を進めていき、2時間半の講座の最後には、ペット災害危機管理士(R)4級の認定試験を実施し、合否結果は後日郵送になります。

<受講生の声>
●ペットと避難することだけ考えていましたが、周りの人のことや事前準備など、考えておくべきことがたくさんあることを学べました。
●災害が起きたら真っ先にペットを守るべきと思っていましたが、自分の身の安全を確保、確認しないとペットを助けられないことに気付けました。
●ペットへの思いが強すぎて、感情的な行動を取ってしまうだろうという自分に気付けました。
●ペットのことを優先に考えてしまうけど、防災そのものをもっと学ばないといけないと思いました。
●防災グッズは日常的に使用することが大事であると気付かされました。

など、多数ご感想を頂きました。ありがとうございます!

午後の3級講座に続きます。
午後の開催レポートはこちら
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東京銀座のペット災害危機管理士(R)通学認定講座4級の次回開催は11月1日(日)です。
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その他の会場の開催予定は、通学講座・1Dayセミナー日程ページをご参照ください。
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