【レポート】10/2（日）ペット災害危機管理士（R）通学認定講座２級（神奈川）

10月2日（日）神奈川県箱根町に於いて、ペット災害危機管理士（R）通学認定講座2級を、策定したガイドラインに則り感染防止対策をしっかり講じた上で開催させて頂きました。

会場のクリンゲルベア様のご協力の下、4名の受講生を受け入れるスペースを確保し、机と椅子は全てアルコールで清掃し、手指消毒をして入館頂きました。
本日の講師はペット災害危機管理士（R）統括　鈴木清隆講師です。

交通機関の乱れにより約5分遅れでスタート。
途中受講者皆さんのご協力を頂き時間通りに終了しました。

前回に引き続き基調講演に箱根町役場・総務防災課・防災対策室の下川様から、箱根町の想定災害事例やペット防災対策についてお話しして頂きました。
行政の最前線で活躍されているご担当者の語りは重みが違います。
講演後は、「火山の中にいるという緊張感を改めて感じた」といった箱根ならではの感想や、ペット同行避難の受け入れ体制が整備されていることに関心が寄せられていました。

3年前の10月、ここ箱根では日降水量の記録を8年ぶりに塗り替える922.5mmの大雨が降りました。
これは後に令和元年東日本台風と命名された台風が直撃し、町内数十カ所で土砂崩れが発生。人的被害は無かったもののライフラインが途絶され町民の生活に大きく影響を及ぼしました。

災害時、場所や天候を選ぶことはできません。いつどんな時でも災害は発生します。

アクション全てにおいて終始誰一人手を抜くことなく、講師の無茶な振りに対しても真剣に対応して頂き、熱量の高い良い講座となりました。
少ない人数ながらも他の受講生からの意見に「きづき」をもらった様でペット防災に対する意識が更に高まったかと思います。
鈴木講師も一つ一つのアクションに熱が入ってしまい熱い語りとなってしまった様です。

行動や発言、ワークの発表内容など1日を通して、ペット災害危機管理士（R）2級の審査を行い、合否結果は後日郵送になります。
講座終了後、受講生同士、1級講座と２級講師育成講習会への参加意欲を語っておりました。
これからのペット防災の輪がさらに大きく広がる予感がいたします。

【受講生の声】
●ペット同行避難をする上で考えておかないといけないことがたくさんあることに気づきました。
●鈴木先生のお話、行政の方のお話から、自分で対策していくこと、勉強していくことがたくさんあることに気づけて、1日を通して良い体験ができました。
●いつどこで災害があるか分からないので、その土地や避難所などに日頃から関心をもつ必要があることに気づけました。
●実際に避難所となる建物に行ってみて、その場所の使い方を考えたことで、災害時の困難などがイメージしやすかったです。
●少人数だったことで、充実した受講になったと思いました。
●「ペット防災は飼い主支援」というのが心に残りました。

ペット災害危機管理士(R)通学認定講座２級（箱根会場）の次回開催は2022年12月4日（日）です。
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