3月19日(日)千葉県山武市に於いて、第2回目のペット災害危機管理士(R)通学認定講座2級を開催させて頂きました。
会場の松尾農村環境改善センター様のご協力の下、策定したガイドラインに則り感染防止対策をしっかり講じた上で受講生を受け入れるスペースを確保し、机と椅子は全てアルコールで清掃し、検温と手指消毒をして入館頂きました。
本日の講師は大出智恵美特任講師です。今回は統括責任者である鈴木先生が一部補助として参加して下さいました。

前日までは雨模様で気温も低かったのですが、驚く程の晴天になり春らしい暖かい天気に恵まれました。参加者皆様の日頃の行いかと思います。
受講生皆様の集まり、行動の速さからJR松尾駅駅前広場を定刻より10分早くスタート出来、定刻通りに終了致しました。

受講生の皆様が日頃から防災に取り組んでおられるのが全てのアクションを通してよくわかりました。グループワークでの熱いディスカッションは時間が足りない様子でした。
また、チームで助け合う姿も見られました。

 

途中、前回の2級講座を受講された山武市役所鈴木課長も「さんむ防災だより」を手に、陣中見舞いにお越し頂き、パワーをいただきました。

基調講演は山武市役所 消防防災課 防災監 岩谷様から、山武市の東日本大震災時の津波被害やペット防災対策についてお話しして頂きました。
前職からの実体験に基づく災害時の大変貴重なお話と、山武市におけるペット防災対策の実情は受講生の心に届いた様です。

基調講演

アクション全てにおいて終始誰一人手を抜くことなく、講師の無茶な振りに対しても真剣に対応して頂き、熱量の高い良い講座となりました。
2班7名という少ない人数ながらも他の受講生からの意見に「きづき」をもらった様で、ペット防災に対する意識が更に高まったかと思います。
大出講師も一つ一つのアクションに熱が入ってしまい熱い語りとなってしまった様です。

次なるステップとして、上位級である1級や2級講師育成講習への参加意欲を示された方も数名いらっしゃり、これからが非常に楽しみな皆さんでした。
それぞれの地域でペット防災の輪がさらに大きく広がる予感がいたします。

【受講生の声】
●チームでのワークを通して、自助・共助・公助のシミュレーションができ、学ぶことが多くためになりました。
●基調講演は実際の事例を題材に、リアルな話題が勉強になりました。
●知識だけでなく、体験すること、参加することの有意義さを感じました。初めて会う方たちだからこそコミュニケーション力が大切で、それは災害時も同じだと思うので、今回講座に参加してとても良い体験ができました。
●事前に内容を公開せずに、当日居合わせたメンバーでの体験や進行の仕方、運営の方法が参考になりました。そして、最後の要点のまとめ部分が全体の総括となり、良い振り返りとなりました。
●3級までとは違い、自分の頭で考え判断しなければならないことが多く、まだまだ勉強不足、決断力不足だと感じました。もっと皆さんに見習って前向きに勉強したいと思います。
など、ご感想をお寄せ頂きました。1日お疲れ様でした!

ペット災害危機管理士(R)通学認定講座2級(千葉会場)の次回開催は決定次第、受付開始します。

その他の開催予定は、通学講座・1Dayセミナー日程ページをご参照ください。
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