10月7日(土)神奈川県箱根町に於いて、ペット災害危機管理士(R)通学認定講座2級を、開催させて頂きました。
会場のクリンゲルベア様のご協力の下、6名の受講生を受け入れるスペースを確保し、ご自身の判断によるマスク着用と消毒を行い入館頂きました。
本日の講師はペット災害危機管理士(R)統括講師 鈴木清隆先生です。
定刻スタート、全てオンタイムで終了しました。
前回に引き続き基調講演に箱根町役場・総務防災課・防災対策室の下川様から、箱根町の想定災害事例やペット防災対策についてお話しして頂きました。
行政の最前線で活躍されているご担当者の語りは重みが違います。
講演後の感想は、災害種が多い山岳地である事と、火山という地域特性を持った防災対策や、ペット同行避難の受け入れ体制が整備されていることに関心が寄せられていました。
災害時、場所や天候を選ぶことはできません。いつどんな時でも災害は発生します。そしてこの講座は悪天候でも開催されます。
この日、先月までの暑さがうその様に冷え込み、長袖でないと過ごせない程の気温となりました。
天候は開講時間当初は晴れ、その後雲が張り出し、終了時には雨模様となりました。
しかし、皆さんは天気の変わりやすい山岳地帯独特の気候を想定した服装と持ち物を準備しており、さすが2級講座を受けに来た方々だと感心しました。
6名が2班に分かれグループワークを行いました。
初めて会う皆さんにも関わらずアクション全てにおいて真剣に対応して頂き、講師からの無茶な振りにも素晴らしいプレゼンテーション能力で回答して頂きました。
また、ワンちゃんが3頭一緒に受講となりましたが、飼い主さんがリーダーを務め前に出て発表の際、抱っこして面倒を見てあげる等、皆さんの暖かい心遣いに感動しました。
色々な方々から意見を聞ける当講座を通し、新たなる気づきを得て、ペット防災に対する意識が更に高まったかと思います。
終了後も次の1級講座と2級講師講習への意欲を語って頂いた事は大変うれしく感じます。
また、一緒に受講してくれた優秀な3頭の受講生ゆうたろう君、テイジ―ちゃん、リーズちゃんですが、とても静かに参加して頂き、最後にはゆうたろう君のいびきも聞こえて和やかな雰囲気で開催できました。
改めて感謝します。
行動や発言、ワークの発表内容など1日を通して、ペット災害危機管理士(R)2級の審査を行い、合否結果は後日郵送になります。
これからのペット防災の輪がさらに大きく広がる予感がいたします。
<受講生の声>
●箱根はほとんど来たことがなかったので、防災の方法は地域に合わせたルールや対策が必要だと知りました。今後は知らない土地に意識を向けた勉強もしたいと考えています。
●班の皆様と意見を出し合ったことで自分では気付けない視点を学ぶことが出来ました。4級・3級よりも、より実践的で、よりこの資格が世の助けになると心から思います。
●2級講座が実際に身体を動かすフィールドワークだったので受講しました。机上での座学と違い、建物の構造など実際に見て考えられて良かったです。そして自分が災害についてとても興味があると改めて実感しました。
●今いる場で災害が起きた時どう動くのか、を意識して考えるようにしないといけないと思いました。
●自分の住んでいる地域では大震災での津波対策が主となり進んでいますが、箱根町では火山災害が身近であり、地域での災害の種類の違いはあるものの、防災対策は手を抜くことができないと改めて認識しました。
●ペットを飼養している人の命をまず守るということが、ペット災害危機管理士(R)の果たすべき役割だと認識し、周りの人にも伝えていけたらと思います。
など、ご感想をお寄せ頂きました。1日お疲れ様でした!
ペット災害危機管理士(R)通学認定講座2級(箱根会場)の次回開催は2023年12月2日(土)です。
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その他の開催予定は、通学講座・1Dayセミナー日程ページをご参照ください。
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