12月20日(日)、東京銀座の会場で2020年最後のペット災害危機管理士(R)通学認定講座4級を開講しました。
新型コロナウイルス感染症が猛威をふるう中、安心してご受講頂くために、策定したガイドラインに則り感染防止対策をしっかり講じた上で開催させて頂きました。

講師を務めるのは、1級講師の鈴木先生です。本日の4級は10名の方にお越し頂きました。
犬と暮らす方、猫と暮らす方、両方と暮らす方、今はどちらも飼っていない方、と本日の受講生は多様な属性になりました。

当講座では「ペットの防災」を学ぶのではなく、ペットを含めた生活のなかで持つべき災害に対する考え方や取るべき行動を学びます。
災害に対して普段からアンテナを立てて意識しておくことが、発災時にペットを守ることにつながります。

「4級」では、災害時の「自助」と「準備」を学びます。
災害に対して、事前に物資を用意しておくことは当然必要な準備ですが、自分自身の身の安全を確保し、いかに「落ち着いて」「冷静に」行動できるかが災害時の安否の分かれ目になります。
そのために日頃から出来ることは何か?ペットと一緒に無事に災害を乗り越えるために必要なことは何か?を、アクションとグループワークを交えながら考え、学んで頂きます。

グループワークは、本日たまたま一緒に受講することになった初めて会う方と、協力して頂きます。
これも災害時を想定して、見ず知らずの人とも連携することの大切さを感じて頂くことを目的としています。

そして、各グループ発表して頂きます。
色々な意見がでますので、別グループの考えを聞いて自分たちには無かった視点も学べます。

避難リュックの重量体験や、避難グッズの説明もカリキュラムに含まれています。
本日は残念ながら同伴犬さんがいませんでしたが、避難リュックの重量にペットの体重が加わることを想像して、荷物の見直しや家族内の分担を話し合っておくことも大事な準備です。

座学だけでなく体験を交えて学習を進めていき、2時間半の講座の最後には、ペット災害危機管理士(R)4級の認定試験を実施し、合否結果は後日郵送になります。

<受講生の声>
●命に対しての考え方、災害が起きた時のイマジネーション力の大切さを感じました。
●避難リュック+ペットを災害時に運べる体力をつけておくことも大事だと気が付きました。
●災害をぼんやりとしか受け止めていませんでしたが、より具体的に考えるようになれたと思います。
●国レベルでペット同行避難が薦められていることに少し驚きました。
●避難所に行くことだけが避難ではないということに気付けました。。

など、多数ご感想を頂きました。ありがとうございます!

午後の3級講座に続きます。
3級の開催レポートはコチラ
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東京銀座のペット災害危機管理士(R)通学認定講座4級の次回開催は2月20日(土)です。
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その他の会場の開催予定は、通学講座・1Dayセミナー日程ページをご参照ください。
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