4月20日、熊本県の益城町テクノ仮設団地にてペット災害危機管理士(R)通学認定講座1級の第6回目を開催しました。
熊本は一足早い夏を思わせる暑さ!半袖でちょうどよいくらいの気温でした。

前回に引き続き、会場となったのは熊本県最大の仮設住宅集合団地「益城町テクノ仮設団地」
現地の方々にご協力頂き、この貴重な場所での開催をすることができました。

ペット災害危機管理士(R)1級講座では、話を聞くだけでなく、アクティブラーニング(自主的な学習)を導入しています。
グループではなく1人ひとりが考え、判断し、行動に移すことが求められます。

2016年に発生した熊本地震から丸3年が経ちました。
当時、ペット預かりなども担当した元熊本市動物愛護飼育委員の方から、震災時の様子を伺いました。
震災の記憶を風化させないように、私たちも後世に引き継いでいかなければなりません。
熊本で開催したペット災害危機管理士(R)1級で元熊本市動物愛護飼育委員の講話を聴講する受講生たち

その後は仮設住宅団地を見て回ります。
仮設住宅やそこでの生活はどういうものなのか、どんな問題が発生するのか、普段は見ることができない現地を実際に見て勉強しました。
仮説団地内を見て回る受講生たち 仮説団地内を見て回り講師の説明を聞く受講生たち

団地内の仮設店舗でお弁当を楽しんだ後、会場を近くの会議室に移動。
熊本地震の際のペット同行避難や自治体の働きについて、ペット同行避難の支援を行なっていた団体の代表や、自ら被災しその後の復旧復興にも携わっている県議会議員の先生から伺いました。
熊本で開催したペット災害危機管理士(R)1級でペット同行避難の支援を行なっていた団体代表の講話を聴講する受講生たち 熊本で開催したペット災害危機管理士(R)1級で復旧復興に携わる県会議員の講話を聴講する受講生たち

最後は、熊本県の復旧復興計画を学び、グループワークで自治体との連携について皆で考えます。
熊本で開催したペット災害危機管理士(R)1級でグループワークに取り組む受講生たち

大規模災害が発生したときには飼い主とペットを冷静に統率できるリーダーとして、そして平時にはペットを含めた防災活動を普及促進できる「ペット災害危機管理士(R)1級」取得者の誕生を心よりお待ちしております。今回ご参加いただいた受講生様、誠にありがとうございました。
そして、今回の講座実施にあたり、当日の運営に多大なるご協力を頂きました熊本県議会議員の岩田智子先生、一般社団法人HUGの冨士岡代表理事、阿蘇くまもとシェルターの山本志穂代表へ、心より感謝申し上げます。

ペット災害危機管理士(R)1級講座の次回開催は、2019年10月12日-13日、宮城県気仙沼市に於いて予定しております。
■10/12(土)-10/13(日) ペット災害危機管理士(R)1級通学講座

 
その他、SAEでは、ペットの健康管理や生活に役立つ講座・セミナーを多種開催しています。開催日程は随時更新していきますので、こちらの通学講座・1Dayセミナー情報をご確認ください!

 

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