4月4日(日)関西で初めてのペット災害危機管理士(R)2級講座を、京都府城陽市にて開催致しました。
講師は統括責任者の鈴木清隆先生です。次回より講師として講座を主導する地元城陽市在住で1級講師の藤原景子先生が講師補助として各種サポートを行いました。

開催場所になった京都府城陽市は2012年京都府南部豪雨の際に浸水被害を受けた場所で、会場は緊急避難場所兼指定避難所となっている文化パルク城陽。
受講者は定員の8名に加え、1級講師研修の受講生1名の合計9名と、たくさんの方にお越しいただきました。
新型コロナ感染対策として会場の換気を確保し、サーキュレーターを稼働させ、手指消毒、検温を実施。
併せて京都府の感染時連絡アプリ「こことろ」を全員ダウンロードし登録を行ってから講座を開始しました。

京都、大阪を中心に、愛知、滋賀など東海圏からも受講生が集った

当日の天気予報は朝から雨の予定でしたが、外でのワーク時間帯は曇り。天気に恵まれました。
グループワークも活発な会話が飛び交い、受講生たちの本気度がビシビシと伝わってきてきました。

また、今回はコロナ感染拡大中という事で、食事の際に飛沫感染防止パーテーション作りを行いました。
リーダーを中心に話し合い、時より笑いもありながら順調に作業を進めていく姿は大変頼もしく、そして嬉しく感じました。

グループ内で話し合い、協力して仕切りを設置

京都会場の基調講演は、災害時、災害救助犬派遣と被災ペット支援を行っている「認定NPO法人日本レスキュー協会」(当講座後援法人)から、セラピードックハンドラーの辻本氏をお招きし、被災地で実際に活動されているお話を頂きました。
実践を積み上げている団体のお話は皆さんの心に響き、理想と現実のギャップを感じられたことでしょう。

日本レスキュー協会より発災時はもとより、平時の多岐にわたる活動範囲について講演いただいた

実際の避難所内を見て回り、避難所開設をシミュレーション

避難所の運営ルールをグループ内で練り上げ発表

頼もしい受講生の皆さんに出会えた充実した1日となりました。お疲れ様でした!
更に上の級を目指して頂き、有資格者ネットワークの一躍を担って頂ければと思っております。

<受講生の声>
●聞くだけの講義ではなく、自分で考えて行動するアクティブラーニングという形がとてもよかったです。チームワークとリーダーシップの大切を学べました。
●発災時はとても多くのことを同時に考える必要がある。今回はシュミレーションだったので考えるだけですが、実際には行動が伴わないとならず、一度にたくさんのことは出来ないので改めて周囲の人との協力、コミュニケーションの大切さにについて気付きました。
●自助・共助・公助についてなんとなく理解しているつもりでしたが、今回の受講を通して知らなかったことを得られ、新鮮な学習でした。この講座を受講していなかったら人間の避難しか知らなかったと思うので、生活していく中ですごく勉強になっています。
●ピシっと引き締まる会である一方、様々なバックグラウンドの方が集まり、とても楽しかったです。これだけの仲間がまだ全国でたくさんいると思うと出会ってお話や意見交換をしたいと思いました。総じて刺激的で楽しい時間でした。

などのお声を頂きました。
感染対策にご理解ご協力を頂き、ご参加頂きありがとうございました。
そして講座実施にあたり、当日の運営に多大なるご協力を頂きました文化パルク城陽様、日本レスキュー協会様に心より感謝申し上げます。

▼次回の2級開催は下記のとおりです。
6月27日(日)ペット災害危機管理士(R)通学認定講座2級(於:神奈川県箱根町)

6月27日(日)ペット災害危機管理士(R)通学認定講座2級(於:京都府城陽市)

ペット災害危機管理士(R)を育成する通学認定講座は、全国で展開しています。
最新の開催情報は、通学講座・1Dayセミナー日程ページをご確認ください。

 

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