新しいペットを迎えるべきか
第8段階の苦悩から脱するために多くの飼い主がおこなうのが、新しいペットを飼うという選択です。
大切なのは、この選択の是非ではなく、「自分は、なぜ新しいペットを飼いたいのか」という疑問を正面に据え、その本質を考えることなのです。
「とにかく、家の中に生命感が欲しい!気を紛らわせたい!」
第8段階にある飼い主がその劇的な衝動を抱く理由は、よくわかります。ただ、もし可能ならば、考えることをお勧めします。
ペットを飼うという選択
その選択の意味を置き去りにしたまま、次のペットを迎えるとそのペットとの別れの際に自分に覆いかぶさってくる第8段階の苦しみは、さらに大きなものになります。
新しい命を、第8段階の苦悩からの逃避ではなく、第8段階の苦悩の克服の成果として迎えた時、その飼い主は、大きく成長したわが手にその子を抱くことができると考えます。
ペットとの別れを悲しいだけのものにしないためにペットロスを正しく理解する
「ペットも家族の一員」と考える飼い主が増えました。それに伴い、ペットとお別れしたときに何かしらの肉体的・精神的不調を訴える人が増えています。ある保険会社の調査によると、「突然悲しくなり涙が止まらない」「疲労感、虚脱感、無気力、めまい」などのペットロスによる症状を1ヶ月以上も体験した飼い主は半数にも上ります。
何故このようにペットロスによる症状が現れるのか、どのように対処していけばよいのかを、正しい知識と理論から学び、ペットロスに対するセルフマネジメント能力を身につけてみませんか。
ペットロスケアマネージャー通信認定講座とは
いつか必ず訪れるペットとの別れをつらく悲しいだけの出来事にしないために、ペットロスに関する心理的基礎知識と理論を学び、飼い主心理の理解と悲しみから立ち直るためのセルフマネジメント能力を身につけます。
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