9月12日(火)神奈川県箱根町に於いて、ペット災害危機管理士(R)通学認定講座2級を、人だけでなく犬や猫にも優しい「愛犬家住宅」を展開する株式会社セラフ榎本の社員8名様向けにペット災害危機管理士(R)2級の講座を特別に開催しました。
会場のクリンゲルベア様のご協力の下、講師はペット災害危機管理士(R)統括講師 鈴木清隆先生が務めました。

定刻スタート、全てオンタイムで終了しました。

 

基調講演には箱根町役場総務防災課防災対策室の方から、箱根町の想定災害事例やペット防災対策についてお話しして頂きました。
現場の最前線で活躍されているご担当者の語りは重みが違います。
講演後の質問や感想も、火山という地域特性を持った防災対策や、ペット同行避難の受け入れ体制が整備されていることに関心が寄せられていました。

災害時、場所や天候を選ぶことはできません。いつどんな時でも災害は発生します。
そしてこの講座は悪天候でも開催されますが、この日は初秋の穏やかな高原の風がそよぐ良い天気になり受講を歓迎しているようでした。
受講生の皆さんは山間部であることと、悪天候を想定した服装と持ち物を準備しており、さすが2級講座を受けに来た方々だと感心しました。

アクション全てにおいて終始誰一人手を抜くことなく、講師の無茶な振りに対しても真剣に対応して頂き、良い講座となりました。
初めての避難行動やグループワークを通じて「きづき」を共有できた様で、ペット防災に対する意識が更に高まったかと思います。

 

行動や発言、ワークの発表内容など1日を通して、ペット災害危機管理士(R)2級の審査を行い、合否結果は後日郵送になります。
これからのペット防災の輪がさらに大きく広がる予感がいたします。皆様のご活躍を応援します!

<受講生の声>
●多くのアクションや実際の体験を交えての進行で、耳で聞くだけでなく頭や身体を使っていたため、とても身になった。また、実際の災害が起きた時の流れのようになっており、自分が災害に直面した時の考えが明確になった。
●今回は同期との講座受講であったため、スムーズに話し合いをすることが出来たが、実際の避難所では知らない人との話し合いになるため、よりコミュニケーションが重要であると感じた。
●災害が起きたときに、自分を守るためにどれだけ動けるのかというのは、どれだけ知識を持っているか、どれだけ準備をしていたか、に左右されるということを改めて感じました。
●最後のお話がとても心に残りました。災害時において、ギアを変えていい意味で「焦る」というのはすごく重要だと思いました。基本的に人に流されやすいタイプなので、災害時に対応できる知識を持って他者を先導できるようになりたいと強く思いました。
●1日で避難から避難所での動きについて体験することが出来たので、まったく知らずに避難するよりは自分が出来ることを本当に避難した時にすることが出来ると思うので、この講座を学ぶことが出来て良かったです。
●箱根町ならではの火山、浸水の災害について聴講できて良かったです。地震以外にも恐れるべき災害があり、自分も巻き込まれる可能性に気付きました。

などたくさんの感想をお寄せいただきました。ありがとうございました!

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