今の日本のねこ事情

まずは日本のねこ事情として、ねこの飼育頭数をみてみましょう。
ペットフード協会が行っている犬猫飼育実態調査の令和5年の報告では国内のいぬの頭数は684万、ねこの頭数は906万とされています。
平成の間に並びいぬの頭数を抜き、令和では完全に頭数が逆転していますね。
これは現代の生活にねこが合っている、ねこが手が掛からないイメージがあるなどと言われているようです。
一緒に過ごしていると可愛いのでむしろ手を掛けてしまいそうですけどね(笑)
でも本当に手が掛からないのでしょうか?

次はねこの健康面をみてみましょう。

ねこの寿命は現在、保険会社等が報告している最新の資料によりますと約16歳となっています。
これは2000年の報告では8歳だったものがこの20年くらいで倍になっています。
これには私もはじめて知った時とても驚きました。
これは室内飼いが普及したことで、小さい頃に罹るウイルスや細菌、寄生虫による感染症の減少や交通事故などのリスクが大きく減ったことの影響が大きいとされています。
ただし、長生きに伴って増えている病気があります。
皆さんはどんな病気がねこに多いか知っていますか?

AniCure株式会社 代表取締役/獣医師
日本ねこ医学会(JSFM) 理事実行委員
獣医腎泌尿器学会会員
一般社団法人全日本動物専門教育協会 学術部会学術会員
浅見優樹

AniCure動物病院にて日々の診療業務に取り組みながら、診療とともに腎泌尿器の研究やFIPなどの猫の難治性疾患への取り組みなど日々行っています。より良い獣医療や動物達が健康に長生きすることを目指し、飼い主様への啓蒙講演など多方面での活動を行っている。

 

▶▶▶獣医師浅見先生の連載ねこ塾vol.2『長生きになったねこの健康事情』
この記事を読む

 

 

「獣医師浅見先生の連載ねこ塾」一覧に戻る