健康診断も組み合わせる
ねこは病気を隠すと言われるように気をつけていたとしてもどうしても症状に気付けないことはあると思います。
その時におすすめなのが、やはり動物病院での健康診断になります。血液検査には腎臓の数値が含まれていることがほとんどです。
尿検査でも尿の重さ(比重)などから異常が見つかることもあります。人間に換算するとねこの1年は人の4年分に相当すると言われています。
1年に1回でも健康診断の頻度としては少ないかもしれません。
個人的には7歳までは1年に1回、8歳以上のプレシニアの段階から1年に2回程度健康診断を受けることをおすすめします。
結果が問題無いことを確認するだけでも、健康診断に十分な意義があると思います。
逆に調子の悪い時のみ病院に来院する方は、数年ぶりに血液検査を受けて軒並み数値が上がっていると日頃から健康診断をしていなかったことを後悔する方が診察の経験上多く感じられます。
健康診断を毎年やっていると、初期の変化に気付けたり、少しずつ数値が上がっていることに気付き治療の開始や腎臓病用フードの変更が適切な時期に出来たりと色々なメリットがあります。
もちろん慢性腎臓病に限らず色々な他の病気にも気付くことが出来るので、とても良いことだと思います。
今回はねこに一番多い病気の慢性腎臓病について解説しました。
家で出来る症状のポイントと健康診断は是非今日からねこちゃん達の健康のためにも実践してみて下さい!

AniCure株式会社 代表取締役/獣医師日本ねこ医学会(JSFM) 理事実行委員
獣医腎泌尿器学会会員
一般社団法人全日本動物専門教育協会 学術部会学術会員
浅見優樹
AniCure動物病院にて日々の診療業務に取り組みながら、診療とともに腎泌尿器の研究やFIPなどの猫の難治性疾患への取り組みなど日々行っています。より良い獣医療や動物達が健康に長生きすることを目指し、飼い主様への啓蒙講演など多方面での活動を行っている。
◀◀◀獣医師浅見先生の連載ねこ塾vol.6『早く腎臓病に気付くポイント』
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