飼い主さん達に大切にして欲しいこととして色々とあるのですが、こちらの2つが特に大切であると考えています。
こちらを実践することで少しでも早くねこちゃん達の病気に気付いたり、命の危険から守ることが出来ると考えています。

特に大切にして欲しい2つのこと
・日々の家で出来る体調チェック
・動物病院の付き合い方

◎日々の家で出来る体調チェック
動物は人間と異なり自分で体調の変化や痛みを言葉で人に伝えることが出来ません。
飼い主さん達は日々の行動や様子から変化に気付いてあげる必要があります。
でも、私たちも働いていたり忙しい日々を過ごしていると気付くことがなかなか難しいことはあるかと思います。
そんな時に短時間でも出来る体調変化に気付くコツを教えます!

◯食欲
食欲は大切な体調の指標になります。
私達がそうである様に発熱や腹痛などがあると食欲が落ちるのはねこちゃん達も一緒になります。
また、腎臓病などは徐々に食欲が落ちたり、高齢で発症することが多いことから加齢による変化と勘違いしてしまうことも多いです。
普段から一日に食べる量を把握してあげるようにしましょう。
いつも食べ切っているのに残す様になったら、なんらかの体調変化の兆候です。
急に全く食べなくなってしまった場合には命に関わる場合がありますので注意が必要です。
また、逆に過剰に欲しがって食べるけれども全く太らないなどの場合は甲状腺機能亢進症という病気である可能性があります。

発見出来る病気:消化器疾患(胃腸炎、膵炎など)、慢性腎臓病、甲状腺機能亢進症、発熱を伴う病気、痛みを伴う病気など

ポイント
・普段の食べる量を把握していますか?
・いつもの量食べていますか?
・食いつきや好みが変わっていたりしませんか?

AniCure株式会社 代表取締役/獣医師
日本ねこ医学会(JSFM) 理事実行委員
獣医腎泌尿器学会会員
一般社団法人全日本動物専門教育協会 学術部会学術会員
浅見優樹

AniCure動物病院にて日々の診療業務に取り組みながら、診療とともに腎泌尿器の研究やFIPなどの猫の難治性疾患への取り組みなど日々行っています。より良い獣医療や動物達が健康に長生きすることを目指し、飼い主様への啓蒙講演など多方面での活動を行っている。

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