日本にはたくさんの「〇〇の日」という記念日があります。
なかでも11月26日は「いい風呂の日」です。「いい(11)ふろ(26)」(風呂)と読む語呂合わせですね。
「いい風呂の日」にちなんで、犬猫飼養アドバイザーから”ペットのお風呂”について解説します。
犬や猫にとって「お風呂」とは
飼われている愛犬愛猫を、自宅でお風呂に入れたりショップにお願いしたり、家庭によって様々だとは思いますが、だいたい月に1回くらいは身体を洗ってあげていると思います。
中にはお風呂が苦手で、もう少し長いスパンでお風呂に入れているご家庭もあるでしょう。
そもそも、犬猫にとって、お風呂は必要不可欠なものなのでしょうか。
答えはNO!です。
しかしこれは、犬や猫の側から考えた時のことで、やはり人と一緒に暮らす上で、定期的なお風呂は欠かせません。
生きている以上、皮脂やフケ、被毛の絡まりといった汚れは避けられません。それを放置していると匂いやアレルギー、汚れの付着といった原因となります。
家族の健康はもちろん、周囲への配慮として、定期的にお風呂に入れてあげましょう。
どのくらいの周期でお風呂に入れればいいのか
月に1回お風呂に入れる家庭もあれば、月に2回、もしくは数か月に1回という家庭もあるでしょう。
どれが最適か、は、その子の年齢や健康状態によって変わってきます。
例えば、若い頃は月に1回ショップにお願いしてシャンプーしてもらっていたが、シニアになってきたので2ヶ月に1回の頻度に変更した、逆に、皮膚の状態が悪いので、短時間のシャンプーを月に2回お願いしている、など、本当に様々です。
我が家も、もともと月2回お風呂に入れていた時、洗いすぎでは?と言われて月1回にしたところ皮膚の状態が悪くなり、結局半月の通院と月2回のシャンプーを余儀なくされた経験があります。
大事なのは、お風呂に入れる回数よりも、その子の体力や皮膚の状態などを見て、適切にシャンプーしてあげることです。
水が苦手!シャワー嫌いの子はどうすればいいの?
犬猫の中には、水が大嫌い!シャワーなんて絶対嫌!!という子たちも多いです。
特に耳にするのが柴犬をはじめとした日本犬のお風呂嫌いと、猫たちのお風呂嫌いです。
確かに、我が家で飼っていた歴代の柴犬たちも、もれなく水嫌いでした。
どれだけ嫌いかというと、雨の日は散歩に行きたくない!足濡れるのイヤ!耳や尻尾に雨粒が当たるのイヤ!体が濡れるのイヤ!!カッパを着せてもそれにあたる雨音すらイヤがる徹底ぶり。
それこそ子犬の頃からなので、なにかトラウマになるようなことも心当たりがなく、たぶん生まれついで水が嫌いなんだろう、と思ったものです。
猫も、お風呂大好きな子もいれば、大嫌いな子もいますよね。
そういう子は、無理にお湯をかけたり、シャワーを当てても嫌いになるばかり。
まずは蒸しタオルなどで身体を覆い、少し時間をおいて汚れが浮くのをまって拭き取ってあげることで、ある程度匂いや汚れを取ることができます。
または、タオル越しにお湯をゆっくりかけてあげるなど、直接的な刺激ではなく、ジワジワ浸透するような形でやってみると、案外我慢してくれることもあります。
お風呂場すら拒否する子は、まずはお風呂場に慣れてもらわないといけません。
その子の「嫌い度」によってハードルを下げ、おやつやおもちゃを駆使しながら、お風呂に慣らしていきましょう。
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