4月も終わりを迎え、年度が変わってから早くも1か月が経過しました。
就職や進学で新生活を迎えられた方も多くいらっしゃることかと思いますが、新しい生活にも慣れてきましたでしょうか?
まだまだ慣れずに日々クタクタになっている方も多いと思いますが、あまり張り切りすぎず肩の力を抜いてリラックスしていきましょう。

チワワを知ろう

毎年人気犬種ランキングが発表されると、上位の常連として名高いチワワですが、皆さんはチワワの歴史などを知っておりますでしょうか?
小さな体とかわいらしい大きな瞳など、多くのチャームポイントを持つチワワですが、歴史などを知り理解を深めることでさらにその魅力に吸い込まれるかと思います。

チワワの歴史

チワワの歴史は非常に古く、起源は古代メキシコで栄えていた「テチチ」という名前の犬種であるというのが有力な説です。
その後、1850年代にメキシコのチワワ州で発見された小さな犬を地名から取り「チワワ」と名付け各土地へと広まったのが犬種の由来といわれています。
しかし、実はチワワの原産国はいくつかの説があり、その歴史の古さから明確なルーツは謎に包まれています。
他の説では古代エジプト発祥という説があり、約3000年前の遺跡からテチチと思われる小さな犬の骨が発見されています。
現状ではJKC・AKCなどの犬種標準ではメキシコ原産の犬種であると登録されていることもあり、メキシコが発祥という説が一番有力といわれています。

被毛タイプの違い

チワワといえば「スムース」と「ロングコート」の被毛タイプに分けられます。
スムースは、短めの被毛を全身に持ち、飾り毛がないのが特徴です。
逆にロングコートは長い被毛でかわいらしい飾り毛があります。
しかし歴史を辿ると、最初はスムースタイプのチワワしかいなかったとされています。
スムースタイプに人の手が加えられ、現在のようなロングコートタイプが生まれました。
また、この被毛のタイプの違いによって気質にも若干の違いがあるともいわれています。
スムースは本来のチワワとしての気質を色濃く残していて自分の意志が強い子が多く、反対に人の手が加わっているロングコートは、人と暮らすことを目的に掛け合わされており、おっとりとした子が多いともいわれることがあります。
とはいえあくまで噂程度の話ですので、一頭一頭の個性を理解してあげることが一番大切です。

チワワの体格

チワワはご存じの通り、非常に体が小さい犬種になります。
全犬種の中でも最小クラスの犬種とされ、現在ギネスに登録されている「最も体高が低い犬」と「最も体長が短い犬」はどちらもチワワです。
広大な土地を持つ海外と比べ、地域によっては家の敷地が大きくとれない日本家庭にとっても飼いやすく、現在の人気の一要因ともいえるでしょう。

気を付けたいこと

チワワは体も小さく運動量はそこまで多くは必要としていません。
しかしそれは散歩不要ということではなく、散歩は運動以外にも気分転換や社会化、ストレスの発散といった多くの効果がありますので、日々のお散歩は大切にしましょう。
また体が小さい=骨が細くなっており、足の骨も太さが数㎜程度しかなく、過剰な運動や負荷によって骨折してしまうこともあります。
少し高めのソファから飛び降りたら着地がずれてそのまま骨折…なんていう事例も実際にありますので、生活環境の整備や触れ合い方でも注意してあげたいですね。

いかがでしょうか?
実際に歴史までを深堀すると、身近な犬種ながらもとても古い歴史を持っていたことがわかります。
犬種の歴史や特性を理解することで、さらにその犬種の魅力に気づくきっかけにもなります。
まだまだいろんな歴史を持っていますので、気になる方がいましたら是非ご自身でも調べてみてくださいね。

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