今年も残すところ1週間あまりとなりました!!もう年越しの準備は済みましたか?
早いお家では、もうおせち料理の買出しも始めている時期。近頃では、犬用おせちもたくさん出ています。その中身は、人間顔負けのものばかり。飼い主さんの中には、愛犬のお正月料理も手作りしたい!!と言う方も多いはず。今回は犬の管理栄養士から、愛犬へお正月にぴったりのご馳走をご紹介します!

愛情たっぷり!!犬のお正月ごはん

そもそも、おせち料理の由来は、季節の節目ごとに神様にお供えしていた『節供』から由来しています。重箱に入れる食べ物の1つ1つにもちゃんと意味があり、そのほとんどは、幸せや健康を願うもの。愛犬の健やかな一年を願って手作りしてみましょう!!

てごね寿司風ひじきご飯

かつおには、験担ぎの意味もあります。かつお=勝男=勝負に勝つ!!などの意味があり、病気に勝つ!!寒さに勝つ!!などの意味で、愛犬の健康を願って験担ぎをしてみてはいかがでしょうか?

 

 

 

 

[材料]
※成犬体重1キロ当たりの分量です。愛犬の体重に合わせて準備してください。
例)体重4キロの犬の場合は、グラム数×4で計算します。

  • かつおたたき・・・8g
  • ご飯(炊いた物)・・・12g
  • ひじき戻し・・・2g
  • きゅうり・・・4g
  • レモン汁・・・1g
  • 人参・・・2g
  • 卵・・・5g
  • すりごま・・・0.2g

[作り方]
1.かつおのたたき、きゅうり、人参は小さく切る。卵は溶き、少々の油で薄く焼き、錦糸卵にする。ひじきは水でもどし、水気を切る。
2.ごはんが温かいうちにレモン汁、すりごま、ひじきを混ぜる。
3.室温になったら、きゅうり、人参を混ぜ、錦糸卵、かつおのたたきをのせる。

★総カロリー:39.8キロカロリー

年越し蕎麦

そして、年末には年越し蕎麦を食べる習慣があります。蕎麦には、長寿や一年の悪縁を断ち切るなどの意味があります。せっかくだから、愛犬にも食べさせたい!!と思う飼い主さんもいらっしゃるのではと思いますが、犬は蕎麦を食べても大丈夫なのでしょうか?

蕎麦には、良質なタンパク質やポリフェノールが含まれており、犬の健康にも良いもの!!ただし、与える際には味付けはせずに、あげてくださいね。
そして、食べさせるのは一口程度にしてください。普段食べなれていないものは、お腹を壊す原因になります。
稀に、アレルギーをもつ犬もいますので、ご注意ください!!

新しい1年を元気で楽しく過ごせるよう、犬も人も験担ぎして、良い年末年始をお過ごしください。

 

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