震度5強の地震が関東を混乱させた10月7日から、早くも半月が経とうとしています。
主要路線が軒並み止まり多くの帰宅困難者が発生、停電や水道管の破損なども起こり、平日の夜遅い時間帯も相まって、なかなか大変なことになりました。

かくいう私も出張帰りの上に帰宅の足を奪われ、急遽ホテルに宿泊することに。
揺れの大きさと発生した時間帯を鑑み、すぐにホテルを押さえたのですが、到着後、宿泊手続きをしながらホテルの方に伺ってみたところ、あっという間に空室が埋まったそうです。

今回のような比較的大きな地震に対して、自身の行動と意識が正しく対応できているかどうか、この機会にペット災害危機管理士(R)と振り返ってみましょう。

10月は地震月!??

考えてみれば、2021年10月初旬は震度4~5の地震が青森県や鹿児島県でも観測され、どこか不安を感じずにはいられませんでした。
そんな中、「10月28日は地震の特異日」という言葉を見かけました。

歴史を振り返ると、

  • ユリウス暦878年10月28日(現在のグレゴリオ暦では11月1日)に相模トラフ地震が疑われる相模・武蔵の地震が発生
  • 慶長16年10月28日(現在のグレゴリオ暦では1611年12月2日)には、現在の青森県、岩手県、宮城県を襲った慶長三陸地震が発生
  • 1707年10月28日には東海道沖から南海道沖を震源とした巨大地震 宝永地震
  • 1891年10月28日には日本史上最大の直下型地震である濃尾地震(M8.0)

が発生しています。

もちろん、現在の西暦以前のユリウス暦や、日本の元号に基づいた日付は、西暦に置き換えるとズレが生じますが、その前後の歴史を見ても、10月という月が地震に多く見舞われていることがわかります。

例えば、

  • 濃尾地震の3年後の1894年10月22日に山形県庄内地方で起きた庄内地震(M7.0)
  • 1963年10月13日に起きた択捉島沖地震(M8.1)
  • 1994年10月4日に起きた北海道東方沖地震(M8.2)
  • 2000年10月6日の鳥取県西部地震(M7.3)
  • 2004年10月23日 新潟県中越地震(M6.8)
  • 2016年10月21日 鳥取県中部地震(M6.6)

など、10月が地震の特異月なのではないか、と思わなくはない記録です。

繰り返す災害を相手に、自身の行動を考える

今回の地震は、都市部に暮らす人に対して、災害を忘れていないか?と問いかけているように思えました。
10年前の東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)の際、同じように帰宅困難者が大勢発生し、行政も企業も対応を協議してきたはずです。

しかしながら、個人の意識はどうでしょうか?
様々な問題から、どうしても自宅に帰る必要がある方もいらっしゃるでしょう。

例えば、一人暮らし、もしくは家族も帰宅困難になっている状況で、ペットだけが家に残っている場合、なんとしてでも帰りたい!と思うのは飼い主として当然のことです。

でも、そこでいったん冷静になって考えてみてください。
無理をして帰ろうとすることで、飼い主自身の身や周りの人に危険が生じないかどうかということを。

ペットを助けるために一番必要なのは、飼い主の身の安全であり、無理をして帰宅することではありません。
そのために出来ることは、自宅の防災・減災を出来る限り行うこと、とくに、ペットが日頃過ごす場所の安全確保が重要です。

それが出来ていれば、留守中に発災したとしても、慌てて帰宅する必要性はありません。
ペットたちも不安を感じるでしょうし、お腹は空くでしょうが、1食2食食べられなくても我慢はできます。(もちろん、いつもとは別の場所で、ペットがぎりぎり届く範囲にこっそり非常食を用意しておいても良いかもしれません)

非常事態にいかに冷静に行動できるか。
こればかりは行政や企業がどうこうできるわけではなく、個人に委ねられる部分です。
10月という地震の特異月に、今一度災害発生時の行動や対応を考えてみてはどうでしょうか?

 

災害大国日本で暮らすには、自身や家族、大切なペットの身を守るために即応できる知識実践学と、各種ペットの特性を理解し適正飼養を可能にする避難生活を選択することで非常時を生き抜いていくための知識学を併せ持つ必要があります。

【知識実践学】人とペットの身を守ることを重点に、災害発生時に即応できる危機管理の知識を修得する「ペット災害危機管理士(R)
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