今回も前回に引き続き、防災についてお話していこうと思います。
前回は、今の防災への取り組みを見直してみましょう、というお話でした。
▼前回の記事「防災への取り組みを過信せず、見つめなおす」
今回は、ペット防災マスターから、楽しみながらコツコツと防災意識を育てましょう!というお話をさせていただきます。
アウトドアやキャンプなどを防災へ取り入れてみる
コロナ禍でアウトドアなどが注目されたのを機に、試してみよう!と思った方も多いのではないでしょうか。
しかし、慣れた方ならともかく、初心者は最初からペットを連れてのキャンプなどは少しハードルが高いかも知れません。
慣れていないと、持っていくもの、現地についてからの動きなど、人だけでも意外とスムーズにいかないものです。
そんなときは、室内キャンプや室内グランピングから始めてみてはいかがでしょうか?
もちろんお庭がある方は、庭から始めてみてもいいでしょう。
その目的は、「ペットと一緒にテントで休むことが可能かどうかを知る」ことです。
いつもと違う雰囲気に興奮するのは人もペットも一緒。
その興奮状態の中で、広いとは言えないテント内で一晩過ごすことができるでしょうか?
なにより、一晩クレート内で大人しく休めるかどうかを試してみるのも良い機会でもあります。
これが初めてのキャンプ場などの場合、万が一逃走に繋がる可能性もありますが、室内であればより安心して試してみることができますよね。
実際にキャンプ場に行く前に、ぜひ、室内キャンプなどからチャレンジしてみてください。
同じように、自宅の駐車場で車中泊をしてみても良いかもしれません。
ドライブ先や旅行先で、となると連休が欲しいものですが、庭先の車の中で1泊してみるのであれば、そう難しいことではないかもしれません。
移動が発生しないので、車に酔いやすい体質のペットでも試してみることが可能です。
ご近所の方から不審がられる可能性は無きにしも非ず、ではありますが、それこそ災害に備えて試してるんですよ!と防災意識を共有することができるかも知れません。
人目のある中でどのように他人の目線を防いでいくか、車内で人とペットがどのように休む構図を取ればいいのか、人の気配がある中で、休むことができるかどうかなど、いつもの生活圏で試してみるからこそ、避難先を想定した車中泊を経験できることでしょう。
室内キャンプも自宅車中泊も、特別なお休みも何も必要としない、日常の中にあるちょっとしたゆとり時間を使って試してみることのできる防災訓練です。
なにより、人もペットも安全に、楽しみながら防災に取り組むことができます。
ぜひ、試してみてください!
災害発生時、自身や家族、大切なペットの身を守り、非常時を生き抜いていくためには?
ペット災害危機管理士(R)通信認定講座、ペット災害危機管理士(R)通学認定講座、猫防災アドバイザー通信認定講座、小動物防災アドバイザー通信認定講座、ペット防災生活アドバイザー通信認定講座を学んで、『ペット防災マスター』を目指そう!
![]()
![]()
![]()
▼こちらもチェック!
●ペット災害危機管理士(R)が解説!東日本大震災から11年 ペットを連れての避難行動を学ぶ
●ペット災害危機管理士(R)が解説!東日本大震災から11年 ペットを連れての避難行動を学ぶ(持ち物編)
●ペット災害危機管理士(R)が解説!ペットとの避難について備えよう
★SAE公認動物講師からの講座・セミナー情報、獣医師からの健康管理注意点など飼い主様に役立つ情報配信中★
メルマガサンプルはこちら
(アドレスだけで登録できますので是非お気軽に)