2022年6月1日から運用が始まった「線状降水帯予測」、2024年5月27日より地方別から県単位での発表に変更となり、対象地域をより絞り込んで発表されるようになりました。
運用当初の地方別よりも予想範囲が限定的になるため、ドライバーの迂回ルートや避難対策の明確化が可能になり、早い準備で豪雨災害から身を守る行動をとりやすくなると言われています。
一度発生すると大きな被害をもたらす線状降水帯について、ペット災害危機管理士(R)と今一度確認してみましょう。

「線状降水帯」という言葉が広まったきっかけは、2014年に起きた、77名もの死者行方不明者を出した広島の土砂災害です。
翌年の2015年、鬼怒川の氾濫をもたらした関東東北豪雨も線状降水帯によるものと言われています。
さらに、2018年に271名もの死者行方不明者を出した西日本豪雨も線状降水帯の大雨によるものです。

その他、
●2020年、熊本県を中心に日本各地で大雨を降らせた令和2年7月豪雨も線状降水帯が原因で、84名の方が亡くなっています。
●2021年8月:九州北部に線状降水帯が発生、わずか1週間で年間雨量の5割に達する地域も出るなど、各地で記録的な雨量を観測しました。
●2022年:東北の日本海側や北陸地方で複数の線状降水帯発生による大きな被害が出ました。
●2023年6月:四国~東海で「線状降水帯」が相次ぎ発生し、四国~関東の所々で観測史上1位や6月1位の記録的な大雨となりました。
など毎年のように大きな水害を引き起こしている線状降水帯。

線状降水帯予測情報の発信によって、予定を早めに変更したり、いつも以上に雨に備えることができた人もいるのではないでしょうか。
しかしながら、どんなに予測の精度が上がっても、様々な警報が出されても、それを受け取る私たちが「予定を変更しよう」「早めに避難の準備に取り掛かろう」と思い、行動に移さなければ意味はありません。
とくに、ペットを飼っている人は、自分ひとりで避難するより、避難に時間がかかります。
慣れている街並み、通り慣れている道であっても、いざ災害が起きるレベルの豪雨に見舞われた時、平常通り行動することができるでしょうか?

地震発生時の避難行動、水害が想定される際の避難行動では、避難を始めるタイミングも違えば、とるべき避難行動にも違いがあります。
定期的に避難訓練に参加している飼い主も増えてきているものの、実際に豪雨の中、避難をしたことはあるでしょうか。

そして、避難した後を想定したことはあるでしょうか。
雨の中を避難するということは、濡れた体を乾かしたり、濡れたものを処理したりする手間も増えるということです。それに必要なグッズの用意はしてありますか?
雨に濡れた状態ではペットの健康状態にも影響しますし、匂いなどの問題にもつながるうえ、衛生的にも問題です。
基本的な避難グッズの再確認とともに、雨天時の避難行動をカバーできるグッズにもなっているかどうか、も早いうちに確認しておきましょう。

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