週末にかけて、都内は暖かい日が続いていましたね。
しかし、今日は全国的にグッと寒くなるそうで、そうなると暖かい室内で過ごしたいですね。
ということで、先日に続いて、寒くなると運動不足になりがち、という犬向けに、自宅で楽しめる運動をSAE公認家庭犬訓練士からご紹介します。

室内でできる運動(障害物競走)第2弾

ペットボトルを利用した、くねくね運動をご紹介します。
本来のアジリティなどでは、1列に並んだポールの間を向こうに行ったりこっちに来たりと交互にくねくねと歩いていく競技があり、ウィーピングポールやスラロームと呼ばれています。
慣れてくると素早く、そしてリズムよくトントンと走り抜ける、見ていて楽しい競技です。
これを、室内でやっちゃおう!という試みです。

用意するものと楽しみ方

用意していただくのは空のペットボトルを数本。
大きさは500㎖でも2ℓでもOK。
中に入っていた液体のにおいが残らないようにしっかりと洗ってほしいと思います。
とくにジュースなどの空きペットボトルの場合、甘い匂いが気になってうまくできないことも考えられます。

その洗った空のペットボトルに、今度はお水を入れます。
これは、転倒防止のためです。
空の容器がいっぱいになるくらいの水を入れると、倒れた時に犬が下敷きになった場合、怪我に繋がる恐れもありますから、容器の3分の1程度で良いかも知れません。
体が大きく力の強い子と楽しむ場合には、もちろん全量しっかり入れてもらってもいいでしょう。
飼っている犬の体の大きさや骨の太さに合わせて水の量は調整してください。

最初は3~4本の水入りペットボトルを、約50㎝の間隔でまっすぐ並べます。
(本来の競技では、ポールとポールの間隔は53cm~55cmとされています。もちろんこの間隔で並べてもOK)

スタート地点を決めたら、1本目のペットボトルの2本目のペットボトルの間を通り抜けます。
このとき、ペットボトルは左側にあり、そのため、犬の左側から間を通り抜けるような形となります。

ペットボトルを警戒して通り抜けられないようなときは、飼い主さんも一緒に通り抜けるようにしてもいいのですが、ペットボトルをけり倒さないように気をつけてくださいね。
もちろん、おやつやおもちゃで誘導するのも忘れずに。

左側から通り抜けたら、今度は右側に通り抜けます。
できたらご褒美をあげて、たくさん褒めてあげます。
教えるときのコマンド(かけ声)は、「パス」や「スルー」が一般的でしょう。
向こう側に行くときは「いって」、戻ってきてほしい時は「おいで」などでももちろん大丈夫です。
使いやすいかけ声を決めてあげてください。

実際の競技では5~12本のポールが用いられます。
廊下を利用して練習すると、ペットボトルの本数を増やしやすいかも知れませんね。
寒くてお散歩が厳しい時期や、運動不足になる時期に、ぜひ取り入れてみてはどうでしょうか?

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