比較的過ごしやすかった3連休、皆様どうお過ごしでしたでしょうか。
私も例にもれず近くの観光地へ行ってみたのですが、紅葉には少し早く、それでも人出は凄かったです。
今年は暑さのせいで紅葉が遅れているにも関わらず、見ごろはいつもより短いようで、紅葉シーズンを思いきり楽しむには来年に期待したいところです。

さてさて、北日本や山間部などでは、気温が低い日も増えてきており、そうなると外で暮らす猫たちは暖かな場所を求めて車のボンネットに入りたがることが増えてきます。
以前も、ボンネットをバンバン叩くだけでは奥に逃げ込んでしまい出てこなくなる可能性がありますよ、というお話を書きましたが、今回も犬猫行動アナリストより「車と猫」についてお話していこうかと思います。

▼以前の記事はこちら 猫の命を救うための「猫バンバン」その効果に過信は禁物!
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「猫がいる」という前提で確認を

私が暮らしている地域はまだ外猫が多く、ちらほら子猫がやってくることもあります。
多くの場合、庭木で遊んだり隠れたりしているのですが、中には車に逃げ込んでしまうこともり、子猫が姿を見せる時期には、必ずボンネット内を確認してから乗り込むようにはしています。

しかし、ボンネットの中、エンジンルームはそれこそエンジンやバッテリー、ラジエーターなど様々な部品がおさめられ、小さな子猫の体ではすっぽりと隠されてしまい、「中にいるのに見えない」かもしれません。
さらに、ボンネットをバンバン叩くことで怯え隙間に入ってしまえば、出たくても出られない状況になってしまうかもしれませんよね。

また、エンジンルームまで入っていかなくても、タイヤのホイール内やサスペンションアームなどにつかまっている状態で車が走り出してしまえば、最悪の結末を迎える可能性もあります。

普通、人が車に近づいたり、車が動き出したら逃げるだろう、と思われるかもしれませんが、逃げるタイミングを失えば動けなくなってしまうのは人も猫も一緒でしょう。

実際我が家では、車の下に逃げ込んだ子猫を確認し、のぞき込んでも地面に子猫はおらず、ならばとエンジンルームを見てみてもそこにはおらず、まさかと思ってタイヤ付近にほうきをツッコんだら子猫が飛び出してきたことがあります。
体が小さいうちは思ってみないところに隠れられ、また、逃げ出さないこともある、ということを肝に命じてほしいと思います。

もちろんある程度の大きさになればエンジンルームに逃げ込むこともできなくなるとは思いますが、猫は液体、どんな隙間にも入り込むことがありますから油断はできません。
車を運転する際には、運転前の簡単な点検も兼ねて猫が入り込んでいないかを確認する習慣をつけると良いかもしれませんね。

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