民法の改正により、今年4月1日から成人年齢が18歳に引き下げられました。
世界的にはいま、成人年齢は18歳とするのが主流で、日本でも選挙など重要な判断に18歳から参加してもらう動きが数年前から進められてきて、140年ぶりに成人年齢が見直され引き下げられることとなりました。
18歳で「大人」と認められるようになった日本人。
では動物達の年齢の捉え方は?人間の年齢にするとどれくらいで、何歳から大人と呼べるのでしょう?
犬猫達の歳の取り方は、人間とは違います。人よりずっと早く歳をとります。人間は一年に1歳ですが、犬猫は一年に何歳くらい歳をとるのでしょう。
今回は犬猫飼養アドバイザーから、犬猫の年齢や成長についてのお話です。
あっという間に実は二十歳
実は、人間の年齢に換算すると犬猫たちはだいたい1年で二十歳になってしまいます。
あっという間に人間で言う大人の年齢を迎えます。そこからは、四歳づつ歳をとるといわれています。
※個体により歳のとり方は様々です。
犬は、生後3~12週で社会化期
あっと言う間に歳をとる犬達、生後3~12週の社会化教育が一番大切だといわれています。
この社会化期にどう過ごすかで犬たちの性格もだいぶ変わってくるものです。
この期間に、まずは母犬や兄弟犬から、犬としての行動を学びます。
咬みつきの抑制や、犬同士の挨拶の仕方、コミュニケーションについて学びます。
そして人と触れ合う中で人への接し方や、人間社会に順応していくと言われています。
猫の社会化はもっと早い!
猫の社会化についての研究はほとんど進んでいません。
猫は犬より社会化が早く生後2、3週齢から始まり、6、7週齢にはピークを迎え8週齢には終わると言われています。
この期間に人や他の動物に慣れておくと、人見知りをしづらくなると言われています。
※個体差により変わることもあります。
シニア期もあっという間!!
あっという間に社会化期を迎えてしまうように、あっという間に犬猫たちはシニア期も来てしまいます。
だいたい犬は小型犬で6~7歳、大型犬で5歳くらいからシニア期に入ると言われ、猫は7~10歳くらいからシニア期に入ります。
犬猫の一生は私たち人間より短いもの。その分、人よりも何倍も早く犬猫たちは歳をとってしまいます。
人間より早く過ぎてしまう犬猫たちの一生。
加齢は止められませんが、愛犬や愛猫と少しでも長く過ごすために、できる事を探してみませんか?
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