新型コロナウイルスの感染流行の影響でペットを飼う人が増えました。感染拡大防止に伴う外出自粛により、自宅で過ごす時間が多くなり、ペットを求める人(家庭)が増えたからです。
本来であればしっかりと事前準備と事前学習をしてから犬猫を迎えてほしいものですが、衝動的に飼ってしまった人も多く、飼養方法の相談が増えているそうです。
今回は犬猫飼養アドバイザーより、相談のなかでも多い、犬の引っ張り癖改善と、そもそもリードの重要性について、お話します。

リードを付ける意味について

『愛犬がぐいぐい引っ張って困っている』といった散歩でのありがちなお悩み。
だからといってノーリードで歩かせるのは大変危険です。
犬の散歩でリードが必要なのは、第一に犬の安全のためです。リードで愛犬の命を守っているのです。

犬がぐいぐい引っ張って歩く、リードを着けずに歩く、というのは、車やバイク、自転車が多く行き交う現代では、本当に危険です。
車を運転する人にはわかると思いますが、運転席から近くにいる犬の姿は見えないのです。

また、交差点など出会い頭でいきなり犬が飛び出してきたらどうでしょう。
避けようとしたバイクや自転車が転倒し、その余波を受けてしまうことも考えられます。

事故以外にも、散歩の途中で自然災害に遭遇することがあるでしょう。
地震、雷、突風など、突然の出来事にパニックになった犬は本能で逃走します。
飼い主さんは、どんな時でも「リードは命綱」と心して、愛犬を守っている一本を決して手放さないでください。
事故や怪我、迷子は、飼い主さんが防ぐ事ができるのです。

第二の理由は、周囲の人たちへの危険です。
飛び出してきた犬を避けようと大事故に繋がることも考えられますし、リードを放された犬が歩いてきたら、犬を苦手に感じている人は、どれほど怖い思いをするでしょうか。
「トレーニングがしっかり入っているから、うちの子は大丈夫」は、他人には伝わりません。

リードの選び方と引っ張り癖改善トレーニング

こうした危険を防ぐためにはやはり、『犬は飼い主の近くを歩く!』が鉄則です。

【アドバイス①】リードを適切に使う
散歩に使用するリードはなるべく伸縮しないものを使いましょう。
伸縮性のリードはドッグランなどでは大変重宝します。
しかし、いざ散歩に使おうとすると、思いもしないところで伸ばしてしまったり、ストッパーが上手くかからなかったりと、ヒヤッとすることもあります。
そうした危険を防ぐために、散歩中は伸縮しないリードを利用しましょう。

【アドバイス②】引っ張る癖を治したい
ぐいぐい引っ張る犬を、リードで引きずり戻そうとするのは逆効果です。
立ち止まって名前を呼んで、側まで来たらたくさん褒めてあげてください。
家の中でも、何気なく名前を呼んで、側まで来たら褒めるようにしてみましょう。

こうして、『飼い主の側にいると褒めてもらえる!嬉しい!!』と犬が覚えてくれれば、いつでも飼い主さんを気にするようになってくれます。
屋外で行うことが難しいのであれば、最初は家の中で、廊下などを利用して練習してみてください。

しっかり飼い主さんの側を歩かせて、愛犬と安全にお散歩を楽しみたいものですね。

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