こんにちは。各地で季節の花が楽しめたり、アウトドアにも気持ち良い陽気の今時期から行楽シーズンに突入ですね。今回は、家庭犬訓練士より、わんちゃんと一緒にお出かけを楽しむ上で気になる「トイレ」の問題について、お話します。
トイレはペットシーツでするものと覚えさせる
長距離移動の中でも、新幹線や飛行機など、目的地までの時間が大体わかっていれば、乗る直前に排泄を済ませたり水を控えることで、排泄をある程度コントロールできますが、車での移動となるとそうはいきません。渋滞に巻き込まれると、人間もトイレが心配になりますよね?
そんな時、ペットシーツでトイレをしてくれれば、車内であっても周囲を汚さずにトイレをさせることが可能です。狭い車内でも、バックシートを倒してペットシーツを敷くことで、排泄場所を確保することができます。
しかしこれは、日頃から「トイレはペットシーツでするもの」と教えていないと、なかなか上手くいきません。屋外でしか排泄をしたことがないわんちゃんは、突然ペットシーツを出されても「何これ?」なのです。
ですから、日頃から排泄はペットシーツでするようにトレーニングし、散歩はあくまでも散歩(排泄の時間ではない)として区別することから始めましょう。
トイレの場所決め
さて、室内にペットシーツを用意しても、思うようにその場所でしてくれないこともあるかと思います。
そのような場合は、まず、ペットシーツを敷いている場所を見直してみてください。出入り口に近い所や少し騒がしい場所に敷いてしまっていませんか?
どんな生き物でも、排泄中は無防備になってしまうため、そうした場所だと落ち着いてトイレができません。そのために違う場所で排泄してしまうことがあります。
一番良いのはわんちゃんが「トイレはここ!」と自分で決められることですが、それで飼い主様の生活に支障が出てしまっては意味がありません。
なるべく静かな場所、わんちゃんが安心して排泄できる場所を探し出してあげるようにしましょう。
サークルと号令でトイレトレーニング実践
トイレの失敗を防ぐなら、サークルは欠かせません。ペットシーツを敷くだけでは自由に動き回れるため、失敗も多くなります。
その点、サークルを使用すると、中でどれだけ動き回ってもサークルで区切られたエリアから外れることがないのでトイレの失敗も少なくなります。
ただし、トレーニングのし始めはサークル=トイレと認識していないため、飼い主様の誘導が必要です。わんちゃんが床の匂いを嗅ぎだしたり、くるくる回りだしたり、そわそわし始めたら排泄のサインかも知れません。そのサインを見逃さずに、サークルに誘導してあげましょう。
同時に、「ワン・ツー」や「トイレ・トイレ」「ちっ、ちっ」など号令をかけます。号令と同時に排泄を促すことで、いずれわんちゃんの排泄をコントロールできるようになり、旅行中など「今してほしい!」という時に合わせて排泄をしてもらうことができるようになります。
失敗の予防は忘れずに
屋外でしかトイレをしない子は、サークル・ペットシーツ・号令を上手に使って、トイレトレーニングを行ってみてください。
加えて、トイレの失敗を防ぐ方法として、マナーバンドやオムツを使うこともあります。
特に、一緒に宿泊できるホテルやレストランなど、一般の方も多く利用するような場所では、トイレを失敗する可能性が少しでもあるならマナーバンドやオムツの利用をお薦めしています。万が一失敗してしまったときに、一般の利用者の方々に嫌な思いをさせてしまうことを防ぐためです。
飼い主様のなかには「いつもは失敗しないのに」と仰る方もいます。しかし、その時その場にいた方々には「いつも」がわかるはずもありません。
わんちゃんにしても、慣れない場所で緊張してしまった、体調が悪いなどの理由から、排泄を失敗してしまう理由はいくらでも考えられます。
たった一度の失敗が、「だから犬はだめなんだ」という思いを抱かせてしまう要因になり得ることを頭に入れておきましょう。その結果、マナーが悪いという理由で利用できなくなってしまっては元も子もありません。
トイレのマナーをしっかり守るのと同時に、少しの配慮でみんなが気持ち良く過ごせることを忘れないようにしましょう。

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