つい先日、11月の最高気温を記録したかと思えば、今朝は今期一番の冷え込みを観測し、急激に冬に向かっていることを体感しますね。
季節の変わり目は体にも負担がかかり体調を崩しがちです。
皆様も健康には十分お気をつけてご自愛ください。

さて、今回はそんな寒さに関連して、冬の脱水予防に関して、犬の健康生活管理士猫疾病予防管理士からお話いたします。

冬も脱水にご用心

「冬に脱水?」「気温が高い夏場だけの話じゃないの?」「犬や猫たちも?」などなど思われるかもしれません。
確かに、夏場には私たち人も大量に汗をかくため、ニュースなどでも脱水症状の注意喚起が多く見かけられてイメージが強いかと思います。
しかし冬場の乾燥した空気を想像すると、何となく脱水にも関係してきそうだと感じませんか?

夏場は暑さと発汗の影響で、皆さんこまめな水分補給ができているかと思います。
しかし冬場は寒さによって水分摂取量が減り、乾燥によって自覚しないうちに皮膚や粘膜から水分を蒸発し失っております。
それは人も動物も同様です。

脱水による影響と気にするべきこと

それでは、脱水は動物たちにどんな影響を及ぼすのでしょうか?
代表的なものをご紹介しますと、飲水量が不足すると尿の濃度が高くなり、尿石症の発症率を高めてしまいます。
人であれば、適度な水分摂取が必要だと分かればこまめな水分補給を意識したりと、対策を自ら実施できますが動物たちは別です。
寒ければわざわざ冷たい水を飲むことも減り、自分で脱水予防のために飲水を意識するようなことも難しいですよね。
いかに一日の必要飲水量を確保するか・・・そこで日常生活で少し工夫を凝らしてあげることが大切です。

日常で出来る工夫その1

具体例としての一つは、飲用のお水の温度を少し温かくしてあげる方法です。
特に猫はお気に入りの温度を見つけると、それより冷たすぎたりすると飲まなくなってしまうこともあるようです。
もしも冬場にお水を飲まなくなってしまったら、いつものお水に少しお湯を混ぜてぬるま湯にしてみると、積極的に飲んでくれるかもしれません。

日常で出来る工夫その2

もう一つの工夫として、いつものカリカリのドライフードを水やお湯でふやかす方法です。
これは普段から実施していらっしゃる方も多いかもしれませんね。
ふやかしたフードをあげることで、食事と一緒に多くの水を摂取することができます。
触感も変わるため、ドライフードのご飯に飽きてしまい食欲が減退気味の子にも食欲増進を見込めますが、好みによっては逆に触感を嫌って食べなくなることもあるため、食事の様子をしっかりと確認しましょう。

市販のウェットタイプのフードに変えるのもよいですが、急に食事が変わるとおなかを壊してしまう子もいますので徐々に変えていってあげましょう。

また、フードをふやかす方法の注意点も合わせてご紹介いたします。
一つは、水気を帯びるためご飯が傷みやすくなります。
長時間放置してしまうと菌が繁殖し食中毒などの原因になるため、あげるまではタッパーに入れてふやかしながら冷蔵庫に保存しておくと良いです。
いざ食器に出してはみたものの、どうしても食べない時には出しっぱなしで放置せずに片づけてしまいましょう。

二つ目の注意点は、ウェットなフードになるため歯が汚れやすくなります。
通常のドライフードは、かみ砕きながらその硬さを利用し、歯の汚れを落とす役割も果たしています。
また、ドライフードよりも粘度が上がり口内に残りやすくなるため、食後の歯磨きをお勧めします。
強い汚れではないので、歯磨きが苦手な子は指に濡らしたガーゼなどを巻いてケアしてあげるだけでも良いかと思います。

冬の脱水を少しの工夫で予防しよう

これからの時期はこたつやストーブを出し、毎年そこに入り浸りがちな子も多いのではないでしょうか。
乾燥した空気と暖房設備から出る暖かな空気は皮膚や粘膜などから水分を奪っていき、皆さんも気づかないうちに体の水分を減らしています。
いつもの生活にちょっと一工夫を凝らしてあげるだけで、犬猫たちにとってさらに快適な我が家に変わるかと思います。

 

 

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