まだ7月だというのにすでに真夏日通り越して猛暑日。
ちょっと今年の夏が越せるか心配になりますね・・・。
暑いからこそ海や川に遊びに行き、水難事故に巻き込まれるニュースも連日のように耳にします。
今回は、犬と一緒に楽しむ水辺のレジャーで気をつけたいことを愛玩動物救命士と確認していきましょう。
犬は泳ぎが得意!なわけではない
犬かき、という言葉がありますよね。
こんな言葉があるくらいだから、犬はみんな泳ぎが得意、と思っていませんか?
実は犬ならみんな泳げる、というわけではないのです。
例えば、柴などはシャンプーを嫌がる子が多くいますが、足先まで濡れるのは我慢できても、全身が濡れるような場合は嫌がることがあります。
テリア種など、もともと水に入るような仕事をしてこなかった犬種も、水に濡れるのを好まない場合があります。
逆に、プードルやラブラドール・レトリバー、ゴールデン・レトリバーなどは水辺の猟を得意としていましたので、濡れることも平気ですし泳ぐことが得意とされています。
とはいえ、体の小さなトイ・プードルなどは、濡れるのは平気でも泳ぐとなると苦手、という場合もあるかもしれません。
これは、体が小さいことで水中でのバランスがとりにくいためではないか、と考えられています。
他にも、フレンチブルドッグやパグのような鼻の短い短吻(頭)種も、水中で呼吸がしづらいうえ、気管に水が入りやすいためかむせやすく、泳ぎが苦手とされています。
犬が溺れているサインを見逃すな!
とくに初めての水辺のレジャーだと、自分の子が泳げるかどうかわからないこともあると思います。
ですから、犬が溺れているかどうかのサインを最低限覚えておきましょう。
①頭を水面上に出そうと必死にもがいている
溺れている犬は、顔を水面から出すために必死に手足を動かし、頭を高く上げようとします。
②口を開けて息をしようとする
溺れている犬は、呼吸困難になり、口を開けて水を吐き出そうとしたり、息を吸おうとします。
こうした行動が見られた場合には、すぐに助けてあげる必要があります。
しかし、溺れている相手を助けようとして自分が命を落とす例はたくさんあります。
また、溺れてパニックになっている犬に不用意に近づくと、咬まれてしまう場合もあります。
まずは自分の身の安全をしっかり確保するとともに、棒やロープなど、近づかなくても救い出すなにかがあれば、それらを使って救助に臨みましょう。
自分たちではどうにもできそうにない場合には、すぐに救急などに連絡し、状況を説明してください。
救助された後は、しっかりと体を拭き、保温しながら動物病院へ向かってください。
元気に見えていても、体温が下がってしまっていたり、飲み込んだ水が原因で体調不良を起こす可能性もあるからです。
犬が溺れないように対策しよう!
第一に、海や川などで遊ぶ際には、ライフジャケットを着用させると安心です。
泳ぎが得意な子であっても万が一がありますから、海や川に行く場合には必ずライフジャケットを着用させることを習慣づけると良いでしょう。
水辺では絶対に目を離さないことはもちろんですが、リードは離さずに、もし流されてしまったとしても引き寄せることができるようにしておくことも重要です。
しかしこれは、周りに多くの人がいると難しいでしょうし、人が多くいる状況で犬を離して泳がせるのは、別のケガや事故に繋がる可能性があるので控えた方が良いでしょう。
そして、初めて水辺のレジャーを予定している場合には、事前に泳げるかどうか練習しておくのも良いでしょう。
少しずつ水深を深くしていって、きちんと泳げるかどうか確認しながら練習してみてください。
最後に、こうも暑いと海や川で思いきり遊びたい!という気持ちはよく分かります。
しかし、毎年のように命を落としている方がいるのも事実です。
自分は絶対大丈夫、ということはありません。
自分はもちろん、愛犬も安全に水辺のレジャーを楽しめるよう、事前準備をしっかりするととともに、万が一の事態が起きた時に落ち着いて対処できるようにしておきましょう。

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