10月の終わりのイベントといえば、ハロウィンが真っ先に頭に浮かぶという方も多いことかと思います。
ペットにも仮装をして思い出作りをしたりと楽しみ方は人それぞれですが、意外に見落としがちな注意点も存在します。
今回の記事ではハロウィンの注意点をご紹介しつつ、犬猫飼養アドバイザーが色んな楽しみ方をご紹介します。
★仮装や飾りつけの取り扱いにご注意を★
ハロウィンの時期になると様々なお店でハロウィン使用の仮装や飾りつけを目にします。
せっかくだから少しだけと購入することもあるかと思いますが、取り扱いにはご注意ください。
犬からしてみれば見慣れないものが現れ、場合によっては新しいおもちゃを買ってきてくれたのだと勘違いしてしまうかもしれません。
特に人がおらずペットだけでお留守番中などでは、退屈しのぎにじゃれて遊ぶうちに破壊してしまい、破片を飲み込み誤飲事故に繋がる可能性があります。
運が良ければ便と共に排泄され大事には至らないこともありますが、胃や腸を痛めたり塞いだりして開腹手術を要するケースもあり、
最悪の場合命を落とす危険性があることを忘れずに、飾る場所や保管に十分に注意をしましょう。
★お菓子誤食の危険性★
ハロウィンといえばお菓子を配るような風習が有名ですが、当然人用のお菓子は犬にとって非常に危険なものになります。
特に注意をしてほしいのが、普段あまりお菓子を買うことがない飼い主さんです。
ハロウィンにあやかってご友人などから不意に貰ったお菓子を適当に家の中に置きっぱなしにしてしまい、
そのまま知らず知らずのうちに愛犬に食べられてしまうというケースを筆者の身の回りで耳にしたことがあります。
特に気を付けたいお菓子としてはチョコレートが代表格で非常に有名かと思います。
チョコレートにはテオブロミンという成分が含まれており、テオブロミンを犬が摂取することにより、初期症状ではおう吐や下痢、興奮状態などが見られます。
進行をしてしまうと痙攣や意識混濁などを引き起こし、最悪命を落としてしまいます。
当然チョコレートに限らず、人用の食べ物は犬にとって重篤な症状を引き起こすものが多くあるため、
普段は勿論ですがハロウィンのようなイベントごとの際には特に注意を払って生活をしていただきたいと思います。
勿論、ハロウィンが犬にとって大きな危険ばかりというわけではありません。
カボチャやサツマイモなど、秋ならではの食材を使ってハロウィン仕様の犬用おやつを作ってみたり、犬用の仮装を準備して年に一度の思い出作りをしてみたりと楽しみ方は様々です。
どんなことも楽しむためには安全への配慮を忘れずに、生涯記憶に残るようなペットとの思い出を多くの飼い主様が作っていただけることを願うところです。

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