先日1月8日は『成人の日』でしたね。
晴れて成人を迎えられた皆様は、成人として心なしか気の持ち方も変わったと思います。
日本での成人は2022年4月1日より20歳から引き下げられて18歳に。
では犬猫たちは何歳からが大人になるのでしょうか?
多くの方がご存じかと思いますが、犬猫は私たち人と比べると何倍も速い速度で歳をとっていきます。
ペットたちの年齢を人に換算した場合をざっくりでも知っておくだけで、幼年期や老齢期を判断する目安になります。
ライフステージ毎に生活環境や食事などで気を遣う部分も変わってきますので、快適な暮らしのサポートのために、犬猫飼養アドバイザーと少しお勉強をしてみましょう。
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2歳にはもう成人!
大型犬と小・中型犬や猫で少し違いがありますが、例えば2歳を迎える頃には、人に換算すると大型犬で19歳、小・中型犬と猫で23歳程度とされています。
あっという間に成人式を迎える年齢になってしまいますよね。
私も子犬を迎え入れて、ふと年齢を計算したときには既に遥か先輩に…なんて思い出もあります。
生後約1年~1年半程度で、成犬・成猫と呼ばれるまでに成長します。
そこからしばらく成犬成猫として過ごし、7歳を迎えるとシニア期とされています。
勿論目安の年齢のため、7歳を超えたから必ずしもシニア期のケアや介護が必要ということではありません。
ちなみに7歳になると、人に換算したときに大型犬が54歳、猫と小・中型犬が44歳程度だといわれています。
年齢は参考程度に留めましょう
犬猫は基本的に、幼年期にはより早く歳をとり、成長につれて年をとる速度が緩やかになっていきます。
まとめると・・・
【大型犬】
●幼年期・成長期:0~1歳半程度
●成犬期:1.5~7歳程度
●シニア期:7歳~
【小・中型犬】
●幼年期・成長期:0~1歳程度
●成犬期:1~7歳程度
●シニア期:7歳~
【猫】
●幼年期・成長期:0~1歳程度
●成猫期:1~7歳程度
●シニア期:7歳~
というようになります。
あくまで大まかな目安ではありますが、このことを少し頭に入れておくだけでも愛犬愛猫の健康管理をする上での参考になるかと思います。
しかし年齢ベースだけを過信せず、皮膚や被毛の状態、活発さや食事量の変化など、加齢・老化のサインをいち早く汲み取ってあげられるよう、日頃のコミュニケーションを大切にしてくださいね。
小さな変化によるサインに気づくためには、日々の暮らしの中での細かい観察とふれあいが最重要ですよ!
食事や医療の発展により、数年前よりも動物たちの平均的な寿命は大きく延びてきています。
ペットも長寿の時代になったからこそ、健康に過ごせる「健康寿命」が延ばせるように適切なケアを心がけていきましょう。
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