本格的に秋の陽気になってきました。朝晩は肌寒くなり、カーディガンやジャケットなどの羽織ものが活躍しますね。
秋といえば食欲の秋!!美味しいものがたくさん出回る季節です。
秋刀魚や新米、栗や柿など、秋ならではの食材が楽しめますね。
今回は犬の管理栄養士より、愛犬も楽しめる秋の味覚をご紹介します。
食欲の秋の由来
なぜ、食欲の秋と言われるのでしょう。
その理由は、夏に消費した体力を取り戻すためお腹がすいてしまうのだとか。
他にも関係あるのが日照時間。
人も動物も陽に当たる時間が少なくなると、セロトニンと言う食欲などを抑える物質が減少してしまい、それを増やすためにたくさん食べようとします。
なにより秋は美味しいものがたくさん収穫できる季節です。
私たちもペットも、食べ過ぎには気をつけながら秋の味覚を楽しみましょう。
秋の味覚① 秋刀魚(さんま)
秋の味覚といえば、やっぱり秋刀魚!!
秋刀魚は犬達も食べられます。
良質なたんぱく質がたくさん含まれ、そして必須脂肪酸であるリノレン酸も含まれています。
ただし、秋刀魚は骨が細かいため、犬に与える際には注意が必要です。
そのまま飲み込んでしまうと、喉や内臓に突き刺さってしまう恐れがあります。
高齢犬や、気道の細い犬種には小骨を取ってからあげるなど、骨の取り扱いには注意しましょう。
秋の味覚② 柿
秋の果物の代表といえば柿!!
柿も犬達が食べてもOKな食材。
ただし、どの果物や野菜にも言えることですが、生ものはあまり消化が良くないため、あげる際は小さくしてあげましょう。
柿はビタミンCが豊富で、さらに柿に含まれるタンニンと言う成分は口臭予防にも役に立ちますので、愛犬達にも是非食べさせてあげたいもの。
しかし、水分を多く含むため、与えすぎるとお腹がゆるくなる可能性があることと、糖質が高く肥満に繋がりやすいため注意が必要です。
秋の味覚③ 栗
栗も犬達が食べてもOKな食材です。
ただし、まれにアレルギーを起こしてしまう子がいますので要注意。
食べすぎるとお腹を壊してしまう可能性があるため、犬達に与える際は少量のみにしましょう。
そして、必ず加熱したものを与えましょう。
また、そのままの大きさで与えると喉などに詰まらせることがあるので細かくして与えましょう。
どの食材も秋には欠かせないものですね。
量には注意し、愛犬と一緒に美味しく楽しく秋の味覚を味わいましょう。
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