6月21日は夏至です。
「夏に至る」と書くように、この頃から夏の盛りに向かいます。
毎年6月21日〜7月7日頃の期間ですが、カレンダーではこの期間の初日に夏至と記されています。
日に日に暑くなっていくなか、これからの季節、冷たいおそうめんをツルっといただくことも多くなることでしょう。
では、犬たちには、おそうめんをあげても良いものでしょうか?
今回は、犬の管理栄養士より、これからの夏の季節にいただくことが多いおそうめんを犬と一緒に楽しむ方法をお伝えします。
犬におそうめんをあげても大丈夫?
答えはOK!
ちなみに、茹でたおそうめん100gあたりの栄養素は、
- エネルギー 127kcal
- 水分 70g
- タンパク質 3.5g
- 脂質 0.4g
- 炭水化物 25.8g
- リン 24mg
- 食物繊維 0.9g
となっており、とくに犬の体に悪い影響を与えるものは含まれておりません。
もちろん、おつゆや薬味は犬にとって悪い影響を与えるものが含まれておりますので厳禁です。
では、どのようにおそうめんを与えたら良いのでしょうか?
茹でたおそうめんは、水分が多いので水分補給に利用できます。
犬が食べやすいように短くカットしたおそうめんを、ご飯のトッピングとして与えるも良し、おやつとして与えるも良し、です!
ツルツル気分を一緒に楽しみたい時は、ササミなどを煮たスープを冷まし、カットしたおそうめんを加え、その上から細かく切ったキュウリ、茹でたキャベツやササミなどを少量トッピングして与えても良いでしょう。
とくにキュウリは水分が多い野菜なので、さらなる水分補給が期待できます。
おそうめんをあげる時の注意点
もちろんいきなりたくさんのおそうめんを与えると、お腹がビックリしてゆるくなってしまうことがあります。
まずは少量ずつ、与えるようにしましょう。
そして、食べた後に体を痒がる、皮膚が赤くなるといったいつもと異なる変化が現れた時には、食べ物アレルギーの恐れがありますからすぐに与えるのをやめて、動物病院に相談するようにしましょう。
暑くなると犬たちの食欲も落ちていきます。
いつものご飯に少し工夫を加えることで食欲を維持し、夏バテ防止に役立ててみませんか?
犬の適正カロリーと栄養バランス、与えて良い食材を知り、愛犬と手作りごはんを楽しむには?
犬の管理栄養士通信認定講座で、犬の内面から健康を維持できる食事についての知識を学べます。犬の年齢・体調・持病などに対応した栄養を学び、犬の健康を食事から支えるには?
犬の管理栄養士アドバンス通信認定講座で、犬のライフステージや病気に合わせた食事の知識を学び、日々の栄養管理や食事療法を実践できます。
愛犬の食事を手作りするために必要な知識を得るには?
愛犬家庭料理士通信認定講座で、犬の手作り食実践に必要な栄養管理やレシピ作成の知識を学べます。
▼こちらもチェック!
●犬の管理栄養士が解説!初夏に美味しい食材は犬も一緒に楽しめる?
●犬の管理栄養士が解説!「土用の丑の日」に犬が食べられる「う」のつく食べ物
★SAE公認動物講師からのプチ講座・セミナー情報、獣医師からの健康管理注意点など飼い主様に役立つ情報配信中★
メルマガサンプルはこちら (アドレスだけで登録できますので是非お気軽に)