つい先日まで厳しい残暑でしたが、急に気温が下がりましたね。
暑さに慣れた体にこの寒さはきついものですが、私としては早く寒い季節になってほしい今日この頃。

最近ペットの犬が逃走するというニュースが取り上げられる機会が増えたな、と感じます。
実際私も子どもの頃、犬の散歩中に首輪が抜けて逃げられたり、冬場の散歩で氷で滑って転んだ拍子にリードを放してしまって逃げられたりと、犬に逃げられた経験は何度かあります。
田舎とはいえ車がまったく来ないわけではなく、早く捕まえなくちゃ、と非常に焦ったことを覚えています。

では、実際外出中に愛犬に逃げられたらどうしたらいいのでしょうか。
また、逃げ出した犬に遭遇したときはどうしたらいいのでしょうか。
犬猫飼養アドバイザーと確認しましょう。

逃げた犬を追いかけない

走って逃げる犬を追いかけても、実際に捕まえられる人は少ないのではないでしょうか。
なぜなら、人と犬を比べた時、どうしたって犬の方が足が速いからです。

もちろん個体差はあるため、あくまでも平均ではありますが、犬の走る速度は、
●小型犬で平均20~25km
●中型犬では平均30km
●大型犬になると平均35~40km
と言われています。

例えば、走ることに特化した犬種であるグレイハウンドは、最高時速はなんと70km。

一方、のんびりしたイメージのパグは、時速約10㎞ほどだそうです。

人の場合、軽いジョキングで時速6km~8kmぐらい、短距離走、例えば100mを10秒で走れるとしたら、時速36kmという計算になります。

とはいえ、走ることに集中して速度を上げられたとしても、犬を捕まえるとなるとそれ以外の動作が必要となりますから、どうしても思うように追いかけられないでしょう。

それに、犬にしても、追いかけられるというのは「楽しい!嬉しい!」とテンションが上がってしまうこともありますし、「怖い!逃げなきゃ!」と恐怖心をあおってしまうことにも繋がります。

リードが外れてしまった場合、慌てて追いかけるのではなく、まず名前を呼んだり、おやつなどを見せて呼び寄せる努力をした方が良いのです。
そのため、お散歩などで外出するときには、おやつやお気に入りのおもちゃを持ち歩くことをお勧めします。

【後編】犬の逃走、どう対処する?~遭遇編~に続きます。
この記事を読む

 

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