ワンポイントアドバイス
■連載企画■獣医師から学ぶペットロスの心理とはvol.11「第3段階 パニック」
2020年12月11日 ワンポイントアドバイス
多くの場合、第2段階である「否認」と第3段階の「パニック」が連続的に訪れたり、高速度で反復されるため、両者は同一視されやすいですが、学術的には別のステージです。
【ワンポイントアドバイス】今も昔も変わらない飼い主へのアドバイス
2020年12月9日 ワンポイントアドバイス
今から約90年前、犬の飼い方についての本が出版されました。 内閣府のデータを遡ると、ペットを飼っている人の割合は約3人に1人で1979年以来、ほとんど変化していません。 飼われているペットの種類では鳥類が激減した一方、犬 …
■連載企画■獣医師から学ぶペットロスの心理とはvol.10「第2段階 否認」
2020年12月4日 ワンポイントアドバイス
第2段階である否認は、ペットが亡くなったことを飼い主が認めないことによって惹き起こされる現象です。 具体的には死という事実の否定です。これは、「あの子が死ぬはずがない。何かの間違いだ」という感覚といえます。
■連載企画■獣医師から学ぶペットロスの心理とはvol.9「第1段階 精神的打撃と麻痺状態」
2020年12月1日 ワンポイントアドバイス
ペットの死という衝撃により、一時的に現実感覚が麻痺し、まるで「頭の中が真空になったよう」に感じ、思考力が低下する段階です。この特殊な感覚は、飼い主の全身を純粋で優秀なセンサーに変え、周囲の情報を鋭敏に収集させます。
■連載企画■獣医師から学ぶペットロスの心理とはvol.8「ペットロスの12段階のプロセス」
2020年11月27日 ワンポイントアドバイス
悲嘆とは克服すべき課題(タスク)であるとする捉え方が主流の時期がありました。しかし、現在では、段階(プロセス)理論が一般的です。これにもさまざまなものがありますが、その中に哲学者アルフォンス・デーケンが提唱する12段階があります。
■連載企画■獣医師から学ぶペットロスの心理とはvol.7「悲嘆の定義」
2020年11月24日 ワンポイントアドバイス
ラテン語の「gravis(重い)」を語源とする悲嘆(grief)は、主に「深く耐え忍ぶ心の苦しみ」という意味でつかわれます。ペットの死に際し、心痛をもたらす悲嘆に、ひとりで耐えなければならない時があるのだ、という意味を内包した考え方といえます。
【ワンポイントアドバイス】冬のお散歩はコースに変化を
2020年11月22日 ワンポイントアドバイス
日中は過ごしやすい日も多いですが、これからどんどん寒くなってきます。 飼い主さんにはつらい季節ですが、 犬にとってお散歩は大切な日課なので、頑張って出かけましょう! 今回は、犬猫飼養アドバイザーから、冬のお散歩についての …
■連載企画■獣医師から学ぶペットロスの心理とはvol.6「ペットロスは理想的な父・母の喪失か」
2020年11月20日 ワンポイントアドバイス
心像(イメージ)は、個人的無意識よりも深い普遍的無意識(人類共通の無意識)でつくりだされ、父は犬、猫は母として概念化され、無意識下で理想的な父を欲する人は犬を飼い、理想的な母を求める人は猫を飼うかもしれない、ということです。
■連載企画■獣医師から学ぶペットロスの心理とはvol.5「ペットロスの3分類」
2020年11月17日 ワンポイントアドバイス
飼い主と愛着によって連繋してきたペットの喪失は、対象(object)となった家族(ペット)との別れを意味します。ペットロスは、概ね3分類できます。
■連載企画■獣医師から学ぶペットロスの心理とはvol.4「愛着という“無敵感”」
2020年11月13日 ワンポイントアドバイス
自分が一体感を持つ、親しい存在のことを「対象」といいます。 飼い主は、親子や兄弟、夫婦のようにペットに語りかけ、ペットを自分の子供のように表現します。 これらは飼い主が、別れがたい存在としてペットを認識している証拠です。