9月20日は敬老の日でしたね。
近年、ペットの寿命は獣医療の発達やフードの品質向上などによりずいぶんと長くなってきています。
そもそも、7歳前後からシニア期と呼ばれることを考えると、亡くなる年齢によっては一生の中で一番長いのがシニア期、とも言われているのが頷けますね。
元気なシニア期を送るためには、人間でも健康寿命が大事と言われるよう、健康でいることが1番です。

ではその健康維持に必要なことはなんでしょうか?
愛玩動物介護士と今回は「散歩」と「太らせないこと」についてみていきましょう。

①散歩は適度な刺激を体と脳に与えてくれる

小型犬の中には散歩をさせなくてもよい、と言われて売られている場合があります。
しかしながら、散歩というのは犬にとって非常に重要なものなのです。
というのも、散歩で得られる刺激が、脳や体にとって良い作用をもたらすと考えられているからです。
例えば、シニア期になると衰えてくるのが視力や聴力といった感覚器です。
視力はもともと弱いものの、抜群の聴力を持っている犬にとって、その器官の衰えは外から入ってくる情報、ようは刺激がどんどん少なくなっていくことを意味しています。
刺激が少なくなり、日々変わらない毎日を送るということがどんなことを意味するか、少し想像するとわかっていただけると思います。

もちろん外に出たからといって視力や聴力が回復するわけではありません。
しかし、日の温かさや風の動きを皮膚から感じることは可能ですし、嗅覚は最期まで残る、とも言われていますから、匂いによる刺激を受けることもできます。
こうした刺激は認知症予防に役立ったり、皮膚の新陳代謝を促したりするとも考えられています。

②人でもペットでも肥満には要注意

シニア期になると若い頃に比べて運動量が落ちてくるのは人もペットも同じでしょう。
そうすると問題になるのが「少し太ってきたかな?」問題です。
いつまでもおいしそうにパクパクご飯を食べる姿は元気な証拠のようで飼い主的には嬉しいのかも知れませんが、運動量が減っているのに食欲は減らないとなると、肥満まっしぐら!です。

もちろん年齢に合わせてフードを与えていると思いますが、フードの見直しと一緒に、オヤツも見直すことを忘れずに!
以前、フードをシニアフードに切り替えたのに太ってきた、と嘆いていた飼い主によくよく話を聞くと、オヤツはそのまま与えていた、ということがありました。
フードは切り替えてもオヤツのことは見落としてしまうこと、よくあるようです。

そしてなにより、重要なのは、愛犬の体型を「客観的に」見てもらうことです。
怪我や体調不良といった目に見えた変化は飼い主の目にも止まりやすいですが、肥満は1日2日でなるわけではなく、なかなか気がつきにくいものです。

しかし、一度太ってしまった犬を痩せさせるのは難題です。
若い頃なら運動と食事制限で上手くいくことも、シニア期になった愛犬に痩せるまで運動させることができるか、というと、今度は関節を悪くしそうですよね。
そもそもの体重増加が関節に負荷をかけてしまいますから、肥満によって負荷がかかった関節を、今度は運動によって痛めつけることになります。
ですから、シニア期になってからの肥満には本当に注意が必要なのです!

この、客観的に見てもらう良い機会が動物病院での定期健診です。
内臓機能の状態を確認する血液検査などは半年から1年に1回としても、体重の変化はどうか、関節に異常は起きていないか、白内障などの進行はどうか、などは、こまめに診てもらうようにすると健康を維持するのに役立つと思います。
特に持病などがない場合には、シニア期に差し掛かった6~9歳ころの子では3ヶ月~半年に1回の間隔で、10歳以上の子では1ヶ月に1回の間隔で診てもらうと理想的かもしれませんが、最終的にはかかりつけの動物病院の先生と相談の上で、健診期間を決めると良いでしょう。

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